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キミとは致命的なズレがある の商品レビュー

3.9

32件のお客様レビュー

  1. 5つ

    5

  2. 4つ

    16

  3. 3つ

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2023/03/05

ライトノベル特有の文章に慣れさえすれば、ミステリーとして面白かった。 10歳の時、大きな事故で記憶を失った高校生は階段で転んで気を失ってしまう。以降、不可解なものを見たり体験したりしてしまう。それは幻覚なのか、それとも……。 言い回しや登場人物等は典型的なライトノベルという感じだ...

ライトノベル特有の文章に慣れさえすれば、ミステリーとして面白かった。 10歳の時、大きな事故で記憶を失った高校生は階段で転んで気を失ってしまう。以降、不可解なものを見たり体験したりしてしまう。それは幻覚なのか、それとも……。 言い回しや登場人物等は典型的なライトノベルという感じだったが、それが逆にいい味を出しているんじゃないかと感じた。

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2021/02/20

全く予備知識がなく、カバーイラストと題名から想像するに、ラブコメかなと読み始めたら、結構重たい内容でびっくりしました。 勝手に想像しておいてなんですが、良い意味で裏切られましたね。 全く内容の分からない本を、何故に購入したかと云えば、ラノベのお勧めリストに載っていたから。

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2018/12/09

最後の解説以降は蛇足だがそこまでは良く出来たホラミス 欲言うなら話の展開を追う物語としての出来は良くとも 小説としての必要さがあまり感じないところ

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2016/03/14

うん、こんな感じかな、と思っていたけどそんな感じだった。想定内。うーんなんだろうな、展開自体は結構ちゃんと意外な展開やってたと思うんだけども、…唐突感があったのかな。もっと思い入れられてれば、いろいろ盛り上がったかもしれない。 あ、犯罪者とその本棚の中身は関係ねえってとこはちょっ...

うん、こんな感じかな、と思っていたけどそんな感じだった。想定内。うーんなんだろうな、展開自体は結構ちゃんと意外な展開やってたと思うんだけども、…唐突感があったのかな。もっと思い入れられてれば、いろいろ盛り上がったかもしれない。 あ、犯罪者とその本棚の中身は関係ねえってとこはちょっと好き。

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2014/02/01

サスペンスとして読むならラストが面白くないですが。 タイトルの通り、ズレがある。に焦点を合わせるとその話運びに納得できる。 私が思うにアインズヴァッハの門とは常識が入れ替わることでは? 殺人が許される場所はない=殺人行為が常識的ではない殺してはいけない当たり前が、当たり前になっ...

サスペンスとして読むならラストが面白くないですが。 タイトルの通り、ズレがある。に焦点を合わせるとその話運びに納得できる。 私が思うにアインズヴァッハの門とは常識が入れ替わることでは? 殺人が許される場所はない=殺人行為が常識的ではない殺してはいけない当たり前が、当たり前になってしまうこと。 また、主人公の立場が変わるにつれ考え方が変化している。 これもズレなのではないだろうか。 そうとらえるとこの話はタイトル通りのストーリー展開をしているように思う。

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2013/08/15

だれが狂ってるかって表紙で一目瞭然。 事件現場に行くまではどんどん読めていけたけど、そこからの展開がイマイチぐっとこなかった。 あと、ヤンデレじゃなくて病んでるでした。ただ一部分において。 サスペンスを含んだストーリーは読んでいても面白かったです。デビュー作らしいので他作品もぜひ...

だれが狂ってるかって表紙で一目瞭然。 事件現場に行くまではどんどん読めていけたけど、そこからの展開がイマイチぐっとこなかった。 あと、ヤンデレじゃなくて病んでるでした。ただ一部分において。 サスペンスを含んだストーリーは読んでいても面白かったです。デビュー作らしいので他作品もぜひ読みたい。

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2013/08/23

【展開好】面白かった! ガガガじゃなきゃできなかったかもなぁと思う、サイコでミステリーというよりサスペンスなお話。 過去の記憶がない克也が、ふとしたことから自分が殺人鬼かもと疑うようになっていく。 過去の事件の真相を巡るたび、でてくる疑問が、また思いもよらない方向に話を持ってい...

【展開好】面白かった! ガガガじゃなきゃできなかったかもなぁと思う、サイコでミステリーというよりサスペンスなお話。 過去の記憶がない克也が、ふとしたことから自分が殺人鬼かもと疑うようになっていく。 過去の事件の真相を巡るたび、でてくる疑問が、また思いもよらない方向に話を持っていくので、ページをめくる手が止まらなかった。 主人公がよく倒れる理由。差出人不明の謎の手紙。妄想か、現実かわからない存在。何かいったらネタバレになりそうなんだけど、うまくちりばめられてるなぁって感じでした。

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2013/06/16

古本屋でみつけた「このラノベがすごい!」の推薦文で購入した筈なんだけど、 どんな部分に惹かれたんだっけ?(笑) 作品としては十分堪能できました。買って悔いなし(40円くらいだったし)。 勢いもあったし登場人物も魅力的。 主人公が何度も倒れる理由、恐怖する女性教師など、 お、そ...

古本屋でみつけた「このラノベがすごい!」の推薦文で購入した筈なんだけど、 どんな部分に惹かれたんだっけ?(笑) 作品としては十分堪能できました。買って悔いなし(40円くらいだったし)。 勢いもあったし登場人物も魅力的。 主人公が何度も倒れる理由、恐怖する女性教師など、 お、そういうことだったのか、と、 単純なエピソードが意外に含みを持たせてあったりと高評価です。 ただし、書評にもあったように、やや回収できていないエピソードや、 意味ありげに配置されている割にはほとんど役割をなしていない登場人物が残念。 保険医の先生とか最初に主人公とホモ疑惑をもたれる友人とかね。 偏見かもしれないんだけれど、この作者もそうなんだけど、 「人嫌いで現実に人と接触したくないから」という理由で作家という道を選んだ場合、 登場人物の扱いにその弊害が現れるような気がしてならない。 つまり、日常で多くの人を扱い慣れた脳構造をしていないので、 多くの人間を登場させても1人1人をきちんと書き込めない、 キャラクターとして肉付けできないといったような。 人は出てくるんだけどそれは書き割りに書かれたその他大勢で、 名前と見た目は最初に触れられるものの、作者の心がそこにないので、 物語の中で動くことができないのだ。 だから残念ながらわれらの雨笠良平くんのでくの坊ぶりは気の毒きわまりない。 そりゃそうだ、どういう性格でどういった育ちで、とか、 基本情報が与えられていないんだもん、事件が起こったら対応すべき回路がなくて、 たんにショートするしかない訳だ。 (その意味で最後の彼の行動はまさに正しい訳だが、彼に基本情報がインプットされていたら もう少し別の流れもあったろうに、なんと残念な) でも文章を見るに、若い人みたいだし、 レンアイして挫折してくるしんで自分のエゴに吐き気をもよおして、 もっと七転八倒すれば、いーんじゃない? と、おばちゃん、おもうで〜、 と、関西弁でごまかしたところで、きょうはおしまい。

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2013/03/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

途中まで面白かったのに 最後 腑に落ちないところがあって 消化不良。 妄想じゃなかったの? 実態があるの? 誰の事を言ってたの? うぅーん。 でも、読みやすかったので 他のが出たら読んでみようかな。

Posted byブクログ

2013/01/23

面白かった! ジャンル的にはサイコサスペンスとかになるか。タイトルにも「ズレ」という言葉があるけど、読んでいてもちょっとしたズレがあるような違和感があって、終盤にかけてそのズレがゆっくりとハマっていくような快感はたまらなかった。 イラストも、特に表紙なんかパッと見るとビックリする...

面白かった! ジャンル的にはサイコサスペンスとかになるか。タイトルにも「ズレ」という言葉があるけど、読んでいてもちょっとしたズレがあるような違和感があって、終盤にかけてそのズレがゆっくりとハマっていくような快感はたまらなかった。 イラストも、特に表紙なんかパッと見るとビックリするけど、本文挿絵(というより扉絵だけど)含めて、とてもマッチしていてよかった。3月に新刊出るということで急いで読んだけど、つくづく今まで読まないでいて損してたと思わされた。いろんな意味にとれそうなタイトルもイイ。

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