バイオリン奏法 の商品レビュー

レーオポルト・モーツァルト(著者),塚原晢夫(著者)

2015/03/19

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの父、レオポルドの書いた本。
現在でもヴァイオリン奏者に広く読まれている名著とのこと。
弓の動き、音の切り方、フレージングなど、他の楽器を演奏する時にも参考になる。

2009/10/04

音楽は、感性である以上に、技術なのだということを痛感させられる。
徹底的なスパルタ的鍛錬があって、初めて感性が培われる。
モーツァルトは天才と言われたが、勤勉な父の教育の賜物なのではないかと思う。
職人的芸術を著作に残そうとした所が彼の先見の明であり、啓蒙的な時代の発露であり、
幾多にもある音楽のうちそうやって残ったものだけが今の現在まで芸術として残った。