楽しき愛しきお誂え の商品レビュー
だいたい、京都の老舗の〇代目の書いた本などは 七光りがあちこち鼻について嫌いなのだが これは例外であった。 著者は有名な骨董屋の娘で、別の店(西洋アンティークを置く)の 店主なのだが、三人のお母さんであり、浮ついた感じは受けず、小難しくなく、京都美術の良さを教わった。 さすがセン...
だいたい、京都の老舗の〇代目の書いた本などは 七光りがあちこち鼻について嫌いなのだが これは例外であった。 著者は有名な骨董屋の娘で、別の店(西洋アンティークを置く)の 店主なのだが、三人のお母さんであり、浮ついた感じは受けず、小難しくなく、京都美術の良さを教わった。 さすがセンスが付け焼刃ではなく、写真も見入るものだ。
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住まいを誂える話に俵屋の佐藤年さんが出てきてコンクリート打ちっぱなしの家に住んでいる話など、tessaido annex 昴の店主のエッセイは京都の流儀そのものといってよい。
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