兼好法師 の商品レビュー
兼好法師の和歌49首と連歌1首を読んで歌人としての兼好法師を味わう書です。徒然草の兼好法師と歌人といての兼好法師が対比したくなったのは、『徒然草REMIX』(酒井順子、2011)を読んだことが刺激になったようです。 「思ひいづや軒のしのぶに霜さえて松の葉わけの月を見し夜は」 ...
兼好法師の和歌49首と連歌1首を読んで歌人としての兼好法師を味わう書です。徒然草の兼好法師と歌人といての兼好法師が対比したくなったのは、『徒然草REMIX』(酒井順子、2011)を読んだことが刺激になったようです。 「思ひいづや軒のしのぶに霜さえて松の葉わけの月を見し夜は」 これなどロマンチックですね。 「最上河はやくぞまさる雨雲ののぼればくだる五月雨のころ」 松尾芭蕉の奥の細道の「五月雨を集めて早し最上川」を思い出しますね。
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