命の遺伝子 の商品レビュー
秘密主義の遺伝子学者と突然助手を希望する美女の学者が主人公。ナチス狩りをする謎の老人に連れ去られたことから「不老」の「命の遺伝子」の事件に巻き込まれる。舞台はドイツ、アマゾン、アメリカ・・・さながらハリウッド映画だ。 高嶋哲夫氏の作品が好きな私にしては、どうもワクワクしない、そ...
秘密主義の遺伝子学者と突然助手を希望する美女の学者が主人公。ナチス狩りをする謎の老人に連れ去られたことから「不老」の「命の遺伝子」の事件に巻き込まれる。舞台はドイツ、アマゾン、アメリカ・・・さながらハリウッド映画だ。 高嶋哲夫氏の作品が好きな私にしては、どうもワクワクしない、そんな索引だった。「謎」という名の伏線がもったいつけた感じで、なかなか物語の世界に入り込めず、そして何かしっくりこない。読後感も私にはいまいちでした。なんかちょっと残念。
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ネオナチの集会で爆破事件発生 現場には百歳を越えるはずのナチ大物戦犯と一致する手首が。 永遠の命の謎を。。 人は死があるからこそ、人と言える。 死の恐怖があるから進歩、進化していく。
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原発や地震や津波以外の作品も結構いけるじゃん、という感じ。映画化されてもおかしくないプロットだと思う。似たようなテーマで、やはりキリストがからむ「イエスの遺伝子」には及ばないけど。 テーマとは若干それるけど、少しだけでてきたナチスとバチカンの関係にたいへん興味を覚えた。それは、バチカンが唯物論のソ連の対抗手段として、ナチスを選び、ナチ崩壊後、政治犯の南米逃亡を手助けしたということは、おそらく事実だろうと思うので、別の本を読んでみようと思う。
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仕事の繁忙期に読んだ一冊。内容がおもしろく平易なので業務で頭が硬直していても一気によめた。 内容は題名の通り「命」をテーマに描かれている。永遠の命を持つことの意味やそれを欲するが故の人間の争い等。 ナチスの問題とも絡めており、生命そのものを考えるいい機会となった。
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遺伝子科学者トオル・アキツは、ナチハンターのフェルドマンから男の手首のDNA鑑定を依頼されるが・・・ ナチスの陰謀とか、ジャングルに住む謎の村人とかに、遺伝子科学が絡めてあるっていうだけで、既におもしろい。 次から次へと敵も仕掛けてくるので、飽きる間もなく、一気に読めちゃう。
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