じっちょりんのあるくみち の商品レビュー
じっちょりんて何者? 野原で暮らす小さな生き物みたいですね。葉っぱや花びらや花粉を食べているようです。 彼らは花の種を種かばんにしまっておいて、かばんが一杯になるとかばんを背負って種まきに出掛けるのです。コンクリートの道や壁の小さな隙間の中に、せっせと種を植えていくのですって! ...
じっちょりんて何者? 野原で暮らす小さな生き物みたいですね。葉っぱや花びらや花粉を食べているようです。 彼らは花の種を種かばんにしまっておいて、かばんが一杯になるとかばんを背負って種まきに出掛けるのです。コンクリートの道や壁の小さな隙間の中に、せっせと種を植えていくのですって! 家の外回りを掃除しながら、「じっちょりんてば、またこんなとこに種まいちゃって!」 ぷんすか怒りながら顔がにやけてしまいます。
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シリーズの新刊が出たことを、新聞で知った。 おもしろそうだったので、第一作のこちらを図書館で借りた。 「じっちょりん」の家族は、「たねかばん」を持って、街のいろいろな場所に花の種を植える。 身近な小さな不思議のおはなし、私は大好きです。 たしかに、「こんなところに生えてるの?」という植物がある。 じっちょりんの仕事かも、と思える。 草花の名前も紹介されているのも、じっちょりんが定住しない感じも、いい。 絵は好きではないけれど、トンネルの場面は最高で、光の加減なんて感動もの。 こういう視点を持っている人に憧れます。
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じっちょりん一家が花や草の種を道路の隅などに植えていくお話。 今まで雑草だと思って見向きもしなかったものに急に愛着が湧く感じ。 花の名前も書いていているから、花に興味を持つきっかけになるし、子供と道を歩きながら、じっちょりんの話が出来そう。
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なるほど、道端のコンクリやアスファルトの隙間の雑草は君たちの仕業ですか。 線が細く、こまごまとした絵なので、多人数への読み聞かせにはちょっと向かないかもしれません。 でも、探す本の要素もあるので、1対1や一人読みにはいいと思います。
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そうか、じっちょりんが種を蒔いてたのか! この絵本を読んでからお散歩すると、なんだか雑草たちが愛おしくなってきます。 そういえば、こどもの頃はよく摘んで遊んでたなぁ。なんでこんなとこから生えてくるのかなって思ってたよなぁ…って。 もうすぐ3歳の娘は、「じっちょりん」っていう響...
そうか、じっちょりんが種を蒔いてたのか! この絵本を読んでからお散歩すると、なんだか雑草たちが愛おしくなってきます。 そういえば、こどもの頃はよく摘んで遊んでたなぁ。なんでこんなとこから生えてくるのかなって思ってたよなぁ…って。 もうすぐ3歳の娘は、「じっちょりん」っていう響きがとっても気に入ったみたいです。
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じっちょりんはハチ。犬がいた!のが面白かった。(M5) 本当に穴があるとタネを埋めてるの?どんな穴も? そしたらいきなり鼻の穴から芽が出てきたりして!(S9) 野草花好きにはたまらない絵本。 あの最近増えに増えて不気味なくらいのオレンジのケシは「ながみひなげし」というんだ。 じ...
じっちょりんはハチ。犬がいた!のが面白かった。(M5) 本当に穴があるとタネを埋めてるの?どんな穴も? そしたらいきなり鼻の穴から芽が出てきたりして!(S9) 野草花好きにはたまらない絵本。 あの最近増えに増えて不気味なくらいのオレンジのケシは「ながみひなげし」というんだ。 じっちょりんの大きさがなんとなく変化してる気がして、落ち着かないんだけど、トンネルをくぐったり、靴にのったり、日常に隠れてる感じがいい。 最後の楽園がまた素敵。 チビちゃんとこの絵本の野草を探して道を歩きたい。
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道端に咲くよく見かける草花がたくさん出てきます。 じっちょりんは花の種を植えて回るいきもの。(虫?) 道端に何気なく咲いている草花も、じっちょりんが手を かけた草花だと思うとなんだかおかしくて 愛おしく感じてしまうかもしれませんね。 春のよみきかせにGOOD。
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小さな虫だと思われるじっちょりん家族…なんだろ、この名前といい、形態といい、すごく愛嬌ある。アリエッティが探している仲間なのかもしれない。でも彼らは借りて暮らしていない。それどころか、じっちょりんの歩く道々には新しい命が芽生えるの。 コンクリートの隙間、アスファルトを突き破って、名も知られていない雑草が生えているのをみると、頑張れって思うでしょう。 この絵本みたら、じっちょりんにありがとうって言いたくなるよ。そして植物の名前を覚えられる図鑑要素もプラス。 細々丁寧に描かれた虫(サイズ)目線の画面も、小さい体で懸命に任務を遂行する姿も、おまけの隠れ「♡」探しまで、楽しめること満載の絵本。 新人絵本作家の登竜門、私の鬼門「あとさき塾」出身作家さんと教えてもらった絵本だ。なるほど納得。芸細かい。
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じっちょりん・・・って、なんだ!? 触覚はあるけど、小人のような、なんか。 じっちょりんの家族は、いろんな種を集めては、あちこちに蒔きます。コンクリートの隙間やトンネルの中。じっちょちんは小さいので、町をゆくのはとても大変。時には人間の靴にちゃっかり乗ってる時もあります。人間の街に、いろいろな草の種を蒔くじっちょりん。 描かれている野草が、身近なものばかり。 自分の散歩のコースに、「そうそう、この草、こーゆー所に生えているよね」「この葉っぱの草は、こういう名前の草だったんだ」・・・みたいな発見があって楽しい。 春みっけをする低学年に!
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春になったら読みたくなる絵本です。 何気ない雑草。 その種をまいているのは・・・・? 子供の目線で楽しめる絵本。 一大人としてもイラストのかわいさをじっくり味わえます。 しかも、物語の他にも楽しみが待っています・・・それは手に取って探してみて下さい♪
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