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地下牢の女王 の商品レビュー

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13件のお客様レビュー

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2022/09/27

昔見た映画になんとなく似てるなぁって思ったらミザリーのオマージュ的な作品だったんだね。 いろいろ粗は多いような感じがしたけど全体的に面白かった。結構作品にのめり込めて主人公と気持ちがシンクロしたり出来たし、作品中の小説「日陰の草」も面白くて二重に楽しめた。

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2017/04/30

2017.4.29.読了最初、主人公の作家に迫るストーカー読書の設定が怖く面白かった。後半、官能小説のようになって結末がバラバラになってしまったのが残念だった。

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2013/09/03

ストーリーは、とある売れっ子作家とその熱烈なファンの物語‥ 所々に、作者の他の作品が出てくるんだけど、本編とは若干ストーリーが異っててなんだか得した気分に(^^) 衝撃の結末まで目が離せませんでしたw

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2012/11/10

この方の小説を何本か読んで感じた感想と この小説に出てくる主人公の抱えてる悩みが 一致した。 作品のマンネリ。 でももう少し期待してみる。 あと数作品読んでみる。

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2012/05/28

内容は★2つ。★3つ目はあとがきに。 大石圭さんらしい話だったような、ちょっと違うような。ファンでも好みは分かれるんじゃないかなって感じた作品だった。

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2012/11/13

タイトルからどこかでSM要素のある展開が出てくると思っていましたが、違いました。 欲望のままに行動する彼女はもともと救いようがなく、標的になった彼の方はせめてラストで救われるのを想像しましたが、救われない結末で残念です。 グロテスクな場面にちょっと引いてしまった(苦笑)・・・。

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2011/08/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「日本版ミザリー」という見出しに興味を惹かれて購入。 しかし、正直言って期待外れだった。 序盤の監禁されるまでの導入や主人公が小説を書いてる描写は良かったが、 肝心の監禁場面以降は、さほどの恐怖を感じず、 ホラー・サスペンスとしての緊張感が足りなかった様に思う。 結末の描き方はホラーとしては有りかもしれないが、 設定や回想などが伏線として引っかかっていない、 放り出したままの描写が多々あり、読後感はスッキリとしなかった。 ただ、後半は官能小説のような展開も混ざり、 そちらの描写にはやたらとリアリティを感じたが…。

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2011/06/30

読み終わったあとの不快感がすごい。口直ししたい。女の執着心みたいなのこわいし、残酷なことしても何も感じないところがまたもこわい。

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2011/06/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

うーん、ちょっと作りが杜撰かな。 そのせいか登場人物がみな浅慮で間抜けに見える。 「友人と会う」と出かけたきり主人が戻らないのに通報もしないお手伝いさんはどうかと思うし、そのお手伝いさん殺しの件にしても、PCからメールを削除したくらいで警察を誤魔化せるわけないし、削除がバレれば犯行を自白しているに等しい。 お手伝いさんの発見が遅れてるのも解せないし、終盤で「死体を始末する人間を知っている」的なことを言っていたが、それなら何故この死体は放置したのか・・・。わざわざ事件を表に出す必要ないでしょ。 公私ともに懇意の編集者が担当作家の熱烈な女性ファンのことを知らないというのも考えにくいし、その編集者にしても猫を見つけただけで人様の、まして<金の卵>と考える作家の家を勝手に動き回るというのは説得力が無さ過ぎる。 作家の脱出への智略も物足りない。 最大のチャンスが行き当たりばったりで暴れただけというのもねぇ・・・。作家なんだからもっと知的に行って欲しかった。 ラストシーンも手首を落とさせくても親指を落とすなどすれば手錠は抜けられそうな気もする。 もっともその方が合理的であったかは分からないか、もっともっとアイデアを出し、逡巡して選択する場面があれば、またその心理描写が綿密であれば面白い作品になっていた気がする。 そもそもエロを入れたのは失敗なんではないかという気がするなぁ・・。ミザリーとの違いを出す必要があったんだとは思うけど・・・・。

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2011/06/02

 大石圭的「ミザリー」  作家のファンだといって近づいてきた美貌の女性は、作家を監禁して自分のために小説をかくように強要する。  そーいや、男が女性を監禁する話があったよね、大石圭。  その「飼育する男」との大きな差は、監禁するものの生活に対する姿勢なのだろう。  「飼育する男...

 大石圭的「ミザリー」  作家のファンだといって近づいてきた美貌の女性は、作家を監禁して自分のために小説をかくように強要する。  そーいや、男が女性を監禁する話があったよね、大石圭。  その「飼育する男」との大きな差は、監禁するものの生活に対する姿勢なのだろう。  「飼育する男」は、衣食住、特に食に対して真摯だ。が、「地下牢の女王」は食べることに全く無頓着というか、無造作なのだ。  食は、イコール生き方だと思う。  結局のところ「地下牢の女王」は他人はもちろん、自分自身も、何もかもを愛せない、否定し続けて崩壊していく。  もっとも、「飼育する男」は自己愛を極めすぎて壊れているのだけど。  対極ある二人が、同じ手法(完全に同じとはいえないけど)にいきつくのが人間っぽいのかもしれない。  にしても、随分エグかったです。

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