風の陰陽師(二) の商品レビュー
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「風の陰陽師」気になっていた続きを読んだ。ますます面白くなってきた。 都の夜に不吉な兆しが現れた。闇の孕み子は道満に操られ人を襲い、黒主の妖術で都の夜は悪の跳梁する闇に包まれた。 気配を感じると清明は赤眉とともに退治に出て行ったが、闇は増すばかりだった。 清明は中納言邸...
「風の陰陽師」気になっていた続きを読んだ。ますます面白くなってきた。 都の夜に不吉な兆しが現れた。闇の孕み子は道満に操られ人を襲い、黒主の妖術で都の夜は悪の跳梁する闇に包まれた。 気配を感じると清明は赤眉とともに退治に出て行ったが、闇は増すばかりだった。 清明は中納言邸に結界を張って咲耶子を守ってきたが盗賊袴垂保輔は、咲耶子を隠れ家から連れ去ってしまう。 咲耶子は五条堀川に連れ去られていた。黒主と道満は 咲耶子が帝の后になるのを妨害する。加茂忠平が娘を宮中に入れたいと思っていた。二人はそれに加担し、咲耶子が永久に眠ってしまう術をかけた。 清明は祖父が亡くなり、都を留守にしていた。帰ってみると咲耶子は中納言の別荘で眠り続けていた。 清明は咲耶子のそばで祈っていた。そこに師の智徳が来て清明は咲耶子の夢の中に送り込んでもらった。 そこは夢魔の世界だった。出合った二人は大ムカデの秋津と戦って、目が覚めた。 現れた闇の嫗を智徳が追い払い、都は再び明るさを取り戻した。 咲耶子は帝の后になるために宮中に入り、清明の初恋が終わった。 母の葛の葉は祖父の後をついで棟梁になった玄馬と結婚した。 余り変化が無い話なのであらすじだけを書いた。 中で貴船川をいかだで遡り貴船神社にいたる話は、よく知った川沿いの道の湿った空気を思い出した。
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