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プロ野球 二軍監督 の商品レビュー

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17件のお客様レビュー

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2012/09/18

人を育てる、人を動かす。上(一軍)からの期待に答える。 二軍監督・コーチのプロ野球の二軍観を垣間見ることができる一冊。 かつて、原巨人の日本一に貢献した斎藤宜之。 その後の度重なる怪我に悩まされながらの野球人生に対して、 最後に彼が言ったことが余りにも胸に響きました。...

人を育てる、人を動かす。上(一軍)からの期待に答える。 二軍監督・コーチのプロ野球の二軍観を垣間見ることができる一冊。 かつて、原巨人の日本一に貢献した斎藤宜之。 その後の度重なる怪我に悩まされながらの野球人生に対して、 最後に彼が言ったことが余りにも胸に響きました。 デーブ大久保が西武の主軸に慕われている理由、 ドラフト1位が大成できない理由など、 プロ野球選手の奥深さを知ることができます。

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2012/06/23

“著者謹呈”の一冊を再読。書かれていることのすべてが真実かどうかはノンフィクションには常につきまとうことなので記述を避けるとしても、こういう切り口で野球を語る方法には興味深さを感じます。著者と親交の深い川相氏が中心かと思いきや、尾崎で始まり尾崎で終わる、これは肩入れせざるを得ない...

“著者謹呈”の一冊を再読。書かれていることのすべてが真実かどうかはノンフィクションには常につきまとうことなので記述を避けるとしても、こういう切り口で野球を語る方法には興味深さを感じます。著者と親交の深い川相氏が中心かと思いきや、尾崎で始まり尾崎で終わる、これは肩入れせざるを得ないでしょう。

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2012/06/16

あまり光が当たらないであろうプロ野球二軍を描いたノンフィクション。有名だった選手がどういう指導者となったか、二軍にいる選手の心情、プロ野球における二軍の役割。それぞれの立場での野球への情熱に胸を打たれる。あと、人と人との巡り合わせって本当に面白い。

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2012/02/16

プロ野球の二軍監督という日の当たらない所を丹念に取材し記録した本。 プロとしての成長を支えるコーチングの本としても面白かった。

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2011/10/29

水上、鳥越など二軍監督の思いや苦労を、素質がありながらなかなか一軍にあがって活躍できない尾﨑や江川の取組をとおして描いている。 厳しい指導や猛練習だけでは、なかなか伸びない若手の育て方の難しさに同感した。

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2020/07/27

パリーグを見続けているものとして、今の若いライオンズの選手たちのことも大きく取り上げていて面白い。また、教育論としても面白く読める。◆教えるのはタイミングと根気、熱意それとそれを受け入れる教えられる側の態勢だな。◆◆西武の渡辺、ヤクルトの小川、SBの秋山、オリックスの岡田と、皆二...

パリーグを見続けているものとして、今の若いライオンズの選手たちのことも大きく取り上げていて面白い。また、教育論としても面白く読める。◆教えるのはタイミングと根気、熱意それとそれを受け入れる教えられる側の態勢だな。◆◆西武の渡辺、ヤクルトの小川、SBの秋山、オリックスの岡田と、皆二軍監督で選手を見ているし、育てている。強いのは偶然じゃない。

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2012/03/04

 二軍監督って、家族の中の【親父】の立場に似ているなあと思った。  家族の中って、社会の中の「小さな社会」だが、社会に出る前にあいさつとか最低限のマナーなどをしつけたり、食べさせて大きくする人間修業の場であって、そこの長が親父である。自分の子ども時代を思い出し、成功や失敗のいろい...

 二軍監督って、家族の中の【親父】の立場に似ているなあと思った。  家族の中って、社会の中の「小さな社会」だが、社会に出る前にあいさつとか最低限のマナーなどをしつけたり、食べさせて大きくする人間修業の場であって、そこの長が親父である。自分の子ども時代を思い出し、成功や失敗のいろいろな経験をもとに子ども達をほめたり諭したり、時には厳しく叱ったりしてその成長を助け、地域や学校、仕事に送り出す。子どもも複数いればそれぞれ個性があって、成長のスピードや好みが違い、なかなか親の思うようには育たない。まさしく二軍の選手みたいに。そんなこんなで苦労して成人して、仕事に就き、社会の為に役立つ立派な人間になる、つまり一軍レベルになった時には、子どもたちは目の前にはおらず、活躍を直に見ることはそうない。  子どもたちにとって、今の自分がもっと器のでかい【親父】すなわち二軍監督になるためには、自分自身がもっといろんなことを経験したり本を読んだりして成長する必要があるなあ、と強く感じた。

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