宇宙エレベーターの物理学 の商品レビュー
夢物語のような宇宙エレベーター構想を物理的に検証した本。SFチックだった宇宙エレベーターが、実現可能なものとして捉えることが出来た。 無気圧で宇宙服を曲げる大変さ、音速を超えたときに熱が放出されなくなる原理を知れた。 クライマーの速さは1000km/h 静止軌道ステーション...
夢物語のような宇宙エレベーター構想を物理的に検証した本。SFチックだった宇宙エレベーターが、実現可能なものとして捉えることが出来た。 無気圧で宇宙服を曲げる大変さ、音速を超えたときに熱が放出されなくなる原理を知れた。 クライマーの速さは1000km/h 静止軌道ステーションまで36時間。上りと下りで一セットとして、回生ブレーキを使用して、レーザーでエネルギーを転送する。熱放出はケーブルを使う。動力はケーブルとのリニアモーター。設置位置は赤道上、安定平衡点 東経75 西経105。ケーブル雲に注意。 スペースデブリの排除は未解決。
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◆きっかけ NHK『高校科学基礎』の有機化合物の回でカーボンナノチューブと宇宙エレベーターの話が出て。2017/3/6
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所在: 展示架 請求番号: 538.9/Sa85 資料ID: 11401594 選書担当: H. A. ここ最近、テレビや新聞で話題に上ったり、アニメで題材になっている宇宙エレベーター。しかし、科学者たちが現在構想している宇宙エレベーターの仕組みと原理については、まだそれほど...
所在: 展示架 請求番号: 538.9/Sa85 資料ID: 11401594 選書担当: H. A. ここ最近、テレビや新聞で話題に上ったり、アニメで題材になっている宇宙エレベーター。しかし、科学者たちが現在構想している宇宙エレベーターの仕組みと原理については、まだそれほど知られてはいないのではと思っています。宇宙エレベーターの仕組みと原理について興味のある方は、是非一読を!
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☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA91856154
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宇宙エレベーターってのは、静止衛星軌道よりはるかに高い14万kmのケーブルタワーを伸ばし500人乗りのエレベーターで宇宙旅行する装置です。前からある夢物語なんですが、この本で物理的な考察をしてみると、構造的にもエネルギー効率的にも意外と現実的な気がしてきました。いつか夢が叶うかも...
宇宙エレベーターってのは、静止衛星軌道よりはるかに高い14万kmのケーブルタワーを伸ばし500人乗りのエレベーターで宇宙旅行する装置です。前からある夢物語なんですが、この本で物理的な考察をしてみると、構造的にもエネルギー効率的にも意外と現実的な気がしてきました。いつか夢が叶うかも。
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高校物理レベルで,宇宙エレベータの基本をいろいろ計算しちゃおうという本。受験生には良い練習問題になりそう。 前に関連の本を読んだときは,実現可能性に懐疑的だったけど,こうやって数値で具体的に示されると,単なる夢物語でもないのかなって思えてきた。 扱う物理は,もちろん力学が...
高校物理レベルで,宇宙エレベータの基本をいろいろ計算しちゃおうという本。受験生には良い練習問題になりそう。 前に関連の本を読んだときは,実現可能性に懐疑的だったけど,こうやって数値で具体的に示されると,単なる夢物語でもないのかなって思えてきた。 扱う物理は,もちろん力学がメインだけれど,電磁気学や熱力学も顔を出す。ケーブルにかかる潮汐力,クライマー(かご)に作用する遠心力・コリオリ力,ロケットの原理,宇宙服,脱出速度と軌道カタパルト,放熱と大気圏突入…。ごく簡単な物理なのに,その応用は魅力的。心躍ること請け合いだ。 宇宙エレベータって,静止軌道に重心があって,そこから地球側と宇宙側の両方にケーブルが垂れてるんだけど,宇宙側のケーブルを使えば宇宙に向かって物を放出することができる。これが軌道カタパルト。太陽脱出速度にはちょっと届かないが,木星や土星までならこれで行ける。 今年二月に,大林組が宇宙エレベータ構想を発表して話題になったけど,あの話に興味をもった人は是非読んでみて欲しい。期待は裏切らないはず。 /広報誌『季刊大林』53号(特集:タワー)を発行|プレスリリース|株式会社大林組 http://www.obayashi.co.jp/press/news20120220
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
宇宙エレベーターを実際に実現したら、どういう物理法則で動いているのか、成り立っているのかを数式をつかって、説明している本。 数式の部分は適当に飛ばしてもらっても問題ない。 読んでる時にちょうど、2050年までに軌道エレベーターを実現すると発表されて、ちょっとびびった。ホントにそんなに早くできるのかなぁ。
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教養の物理の授業の教科書にでもぜひ。といった感じの本。 わかりやすいくて、内容も興味深いのでどんどん読み進む。
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本書の題名に使われている宇宙エレベーター(あるいは軌道エレベーター)とは、衛星軌道上から降ろした"ひも"をたどって宇宙へ行き来する交通システムの事です。 当然の事ながらまだ構想段階の物ですが、アニメの題材になったりNHKのドラマの題材になったりと、世間での認...
本書の題名に使われている宇宙エレベーター(あるいは軌道エレベーター)とは、衛星軌道上から降ろした"ひも"をたどって宇宙へ行き来する交通システムの事です。 当然の事ながらまだ構想段階の物ですが、アニメの題材になったりNHKのドラマの題材になったりと、世間での認知が徐々に高まってきているのではないかと思います。 また、宇宙エレベーターについて検討を重ねる目的で作られた民間団体が日本を含む世界各地に存在し、なんだかロケット開発黎明期を思い起こさせる状況ですね。 #ロケットの時よりも規模は大きいですが。 さて、前置きが長くなりましたが、 本書は題名の通り宇宙エレベーターに関する様々な現象について、物理学を使って理解を深めようという主旨で書かれた本です。 元々、宇宙エレベーターに関する色々な事を理解するのに必要な知識は高校レベルの数学と物理なので、本書も理系の高校生レベルの理解力があれば十分読みこなせる本です。 本書は全5章と付録からなる本で、宇宙エレベーターが実現された未来において、宇宙エレベーターツアーの観光客達向けに行う観光案内と言う形を取って、宇宙エレベーターに関する色々な物理現象の解説を行っています。 1章と2章で、宇宙エレベーター建設に必要な素材の検討や宇宙エレベーターで人を運ぶ部分(クライマー)はどの様に動かすか、そのエネルギー源は?などの検討を行い、 3章、4章では、宇宙エレベーターで地球軌道上まで到着したとの設定で、無重力状態や宇宙服に関する検討、そして宇宙エレベーターを利用した他の惑星への移動方法の検討などを行い、 最終章の5章では、宇宙エレベーターを使って地球へ戻る際の様々な課題の検討を行っていました。 上記しましたが、高校レベルの数学と物理の理解が出来ていれば十分読みこなせる内容です。 現役の学生は勿論、学生時代は遙かな過去となった方も復習がてらの頭の体操に丁度良い本です。 尚、高校レベルですが微積分は出てきますので、これにアレルギーを持っているという方が本書を読まれる場合は、(著者によると)数学部分を読み飛ばしてもらっても問題ないそうです。 #数学部分とそうでない部分は色分けされているのではっきりと区別が付きます。 宇宙エレベーターって聞いた事があるけど、あまりよく理解していない・・・と言う方は一読されてみては如何でしょうか?
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夢の扉+ 2011年9月11日の放送 http://www.tbs.co.jp/yumetobi-plus/backnumber/20110911.html 日本大学教授 工学博士 青木義男 さん スペースシャトル後の宇宙開発 夢の技術 ・・・エレベーターで宇宙を目指せ! 「宇宙...
夢の扉+ 2011年9月11日の放送 http://www.tbs.co.jp/yumetobi-plus/backnumber/20110911.html 日本大学教授 工学博士 青木義男 さん スペースシャトル後の宇宙開発 夢の技術 ・・・エレベーターで宇宙を目指せ! 「宇宙エレベーター」開発者の挑戦
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