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中田浩二(著者)
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1986年刊行。 「冬の旅」「残りの雪」「春の鐘」の作者である立原正秋に関する人物評伝。 あたかも武士であるかのような峻烈とも、清廉ともいえる生き方と処世。 その一方で、本人が隠蔽しようとするその出自。暗い陰鬱とした感情が見え隠れする行為だ。 このように、立原自身、矛盾に満ちた存在であるが、逆に、それが魅力とも思える。 その来し方を描いた評伝である。
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