よるのふね の商品レビュー
柔らかなタッチの黒井健さんの絵に惹かれてこの絵本を手にとった。 灯台が体をくねらせ踊っているような表紙。 どんな話なんだろう、と引き込まれた。 「よるのふね」になったお父さんと灯台のオリンピック「ヒカリンピック」に 出かけていくファンタジックなお話。 ふだん忙しいお父さんと行く...
柔らかなタッチの黒井健さんの絵に惹かれてこの絵本を手にとった。 灯台が体をくねらせ踊っているような表紙。 どんな話なんだろう、と引き込まれた。 「よるのふね」になったお父さんと灯台のオリンピック「ヒカリンピック」に 出かけていくファンタジックなお話。 ふだん忙しいお父さんと行く特別な「おでかけ」は、 秘密めいていてちょっとドキドキ。 黒井さんの絵が、一層ほんわかした雰囲気を醸し出している。 海の上で灯台達が霧笛を鳴らしながら動きまわる様子が 目の前に浮かんでくるよう。 忙しくてお子さんとなかなか出かけられないお父さんは、 この本を読んであげて一緒におでかけ気分を味わうのもいいかも? 絵本の中にちょっとしか出てこないお母さんは寂しいけど、そこは我慢。
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