ライオンのつづき の商品レビュー
子どもの頃友だちと何かに夢中で取り組んだことはありませんか? この物語は、少年たちが友だちのために飛行機を作る話です。信じてくれる先生や、あだ名で呼び合える仲間たちと素敵な時間を過ごしていきますが・・・。 大人になった彼らはまた少年の心に戻れるのでしょうか?
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絵本ぽいタイトルと表紙の絵からは想像もつかないような、 とてもすばらしい作品でした。 田舎から都会に転校した中学生の、転校初日に出会った仲間と 成り行きで始まった人力飛行機作りのお話。 完成した飛行機の結末は嬉しいことと悲しいことの半分半分。 著者の暗い作品(チューイングボ...
絵本ぽいタイトルと表紙の絵からは想像もつかないような、 とてもすばらしい作品でした。 田舎から都会に転校した中学生の、転校初日に出会った仲間と 成り行きで始まった人力飛行機作りのお話。 完成した飛行機の結末は嬉しいことと悲しいことの半分半分。 著者の暗い作品(チューイングボーン)のイメージしかなかった ので、あまりの作風の違いにビックリ。もちろん良い意味で。 この作品のレビューはかなり少ないようだが、著者はもっと評価 されてもよいと、個人的には思う。
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最初数ページ読んであまり進まない本かなあと思い、別の本に浮気したが、また読み始めるとじわじわと心を揺さぶられ、最後には涙が出た。ライオンの純粋さに心を打たれた。肌の色を差別される友達にかけた言葉やキャプテンの母にこっそりお花をプレゼントしていたこと。そういう小さなエピソードの積み...
最初数ページ読んであまり進まない本かなあと思い、別の本に浮気したが、また読み始めるとじわじわと心を揺さぶられ、最後には涙が出た。ライオンの純粋さに心を打たれた。肌の色を差別される友達にかけた言葉やキャプテンの母にこっそりお花をプレゼントしていたこと。そういう小さなエピソードの積み重ねにホロリと泣いてしまった。知的障害のある子を自然に仲間に入れて遊んでいるキャプテン達。自分は同じようにできるだろうかと考えさせられた。
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なんだか映画によくあるような話の運びだったなぁ。(いえ、別に悪い意味ではなく)タイトルの意味が最後にわかって「ああ、そうか」と。どこかでつながっていた友達の優しさとライオンの純粋さにホロッとします。
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登場人物と一緒に遊び、苦しみ、年をとったかのような気持ちになりました。手紙の箇所ではぐぐっと感情が昂ぶった。人生が一度っきりであるように、再読することはないと思うけれど、引き込まれました。
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