万能鑑定士Qの事件簿(9) の商品レビュー
帯に「人が死なないミステリ」。おぉ、興味をひかれる。 シリーズものらしく、全巻ずらりと平積みされていた。 表紙とあらすじを見比べて、9巻を買ったが、特に読みにくさはなかった。 著者は『ミッキーマウスの憂鬱』の方。
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作者のモナ・リザをはじめとする絵画への博識がすごい。ストーリーは、ラストが少し性急すぎる感もあるけど、まずまず。
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ほんとに面白いよ、このシリーズ。最近出た商品、起きた出来事なんかが書いてあって内容が身近に感じられるし、話のストーリーも面白い。今回はパリ編の伏線を回収。かつてのライバル雨森華蓮も出てきたりして面白かった。飯田橋界隈に万能鑑定士Qがあればいいのに(笑)
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シリーズ8作目ですが、依然面白い よくまあ、こんなに簡単に次々と書けるものだと感心 ライトミステリーに入るんだろうけど、いろいろな伏線が見事にまとまってつながってくるのは見事だし、登場人物も魅力あります これぞ、日本版「ダ・ヴィンチ・コード」でした(^_^)
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やっと伏線回収。五巻のラストでのモナ・リザに絡むやりとりがやっと意味をなした。 何となくではあるが、莉子と小笠原の関係が進んでいるような。 小笠原の成長を描くのが目的なのかな。二人の関係性を再認識させる構成でした。 莉子がスランプになってしまうあたりからの加速性がいい。 後半は一気読みしました。 ただ、流泉寺理桜がルーブルに掲げられているモナ・リザを贋作だと信じていたのなら、なぜに学芸員の試験で、本物を見抜けたのかがわからない。本物のもつアウラを感じたのなら、ルーブルのモナ・リザが真作だと気づくような気もする。
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日本開催が決まった『モナ・リザ』展。 スタッフ登用試験に合格した莉子は 2度目の採用のエリート・流泉寺里桜と講義を受ける。 「5」のパリ滞在時の『モナ・リザ』の違和感が ここにつながった。
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贋作を題材に尚且つ誰もが知るモナリザ、贋作製作技術の圧倒的な進歩とそれを見抜く目のまさしく現実的な作品だったと思います。また、莉子が初めて自信を無くしたり、小笠原さんへの感情の変化などが現れ始めたりと続きがすごく楽しみです。
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モナリザ来日に纏わるep。 華蓮に匹敵するパートナーも登場。 個人的には世界一有名な夫人はこの方でなく、マリア様だと思うけど複数あるからダメなのかしら・・・。 シリーズ始まって以来の莉子の危機を救うのが小笠原君と華蓮というのがマル(嵯峨先生がもっと登場すると思ってたのだけど、ちらっとだった)。その結果、二人の仲もいきなり急展開。 8巻は幼馴染との絡みがあったので、今回は自分の弱さがさらけだしたので、ってところでここ2巻で、鑑定士になってからクールビューティに変貌した莉子が少し人間味ある感じになったエンディングが近い予感のする9巻。
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相変わらず、あっという間に読み終わる。そんなに先行投資してまで、ひと一人を騙すかなとということとか、そもそも主人公が選任されるという事態および、二人以上の鑑定者が選ばれたとしたらどうしたのだろうとか、犯罪者がそこまで博識なのかとか、相変わらず、ディテール部分には突っ込みどころが多くあるが、まあ、そんなことも含めて作品が成り立っているので、そういうものだと受け止めた方がよいでしょう。
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