池澤夏樹の世界文学リミックス の商品レビュー
3.11後の僕達には、世界文学がもっと必要だ。 池澤氏の20世紀の文学レビューを読むと、 20世紀がいかに個人として生き難い時代で、 その中で、文学が重要な役割を果たしてきたことを痛感する。 これは村上春樹の活動とも通じるものだ。 確かにハウツーものも必要だが、 自分達の根...
3.11後の僕達には、世界文学がもっと必要だ。 池澤氏の20世紀の文学レビューを読むと、 20世紀がいかに個人として生き難い時代で、 その中で、文学が重要な役割を果たしてきたことを痛感する。 これは村上春樹の活動とも通じるものだ。 確かにハウツーものも必要だが、 自分達の根源的な部分が問われている今は、 本格的な文学も必要である。
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『オン・ザ・ロード』/『キャッチャー・イン・ザ・ライ』/『ハックルベリー・フィンの冒険』/『楽園への道』/『ノア・ノア』/『存在の耐えられない軽さ』/『存在の耐えられない軽さ』/『悲しみよ こんにちは』/『太平洋の防波堤』/『愛人 ラマン』/『巨匠とマルガリータ』/『イワン・デニ...
『オン・ザ・ロード』/『キャッチャー・イン・ザ・ライ』/『ハックルベリー・フィンの冒険』/『楽園への道』/『ノア・ノア』/『存在の耐えられない軽さ』/『存在の耐えられない軽さ』/『悲しみよ こんにちは』/『太平洋の防波堤』/『愛人 ラマン』/『巨匠とマルガリータ』/『イワン・デニーソヴィッチの一日』/『カラマーゾフの兄弟』/『ハワーズ・エンド』/『インドへの道』/『情事の終り』/『アフリカの日々』/『闇への憬れ』/『バベットの晩餐会』/『やし酒飲み』/『アブサロム、アブサロム!』/「熊」/『暗夜』/『変身』/『戦争の悲しみ』/『鉄の時代』/『ヒューマン・ファクター』/「呪術はお売りいたしません」/『アルトゥーロの島』/『モンテ・フェルモの丘の家』/須賀敦子のこと/『アデン、アラビア』/『グラン・モーヌ』/『名誉の戦場』/『灯台へ』/『サルガッソーの広い海』/『失踪者』/『カッサンドラ』/『旅芸人の記録』/『精霊たちの家』/『マシアス・ギリの失脚』/『フライデーあるいは太平洋の冥界』/『シュザンヌと太平洋』/『黄金探索者』/『マイトレイ』/『軽蔑』/『パタゴニア』/『ソングライン』/『老いぼれグリンゴ』/『クーデタ』/『走れウサギ』/「A&P」/『アメリカの鳥』/『グループ』/『庭、灰』/「死者の百科事典」/『見えない都市』/『まっぷたつの子爵』/『ヴァインランド』/『競売ナンバー49の叫び』/『V.』/『重力の虹』/『賜物』/『賜物』/『ロリータ』/『ロリータ』/『ブリキの太鼓』/『ブリキの太鼓』/「ラムレの証言」/「南部高速道路」/「冬の犬」/「朴達の裁判」/「タルパ」/『黒檀』/『帝国』/『チェチェン やめられない戦争』/『イラクの小さな橋を渡って』/『苦海浄土』 ほうほう。まあまあ。 読む前に読むものではなく、読んだあとに読むほうがよかった。 好きな小説についてさらっと友達と話せた感覚。
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池澤夏樹の世界文学の評論集。 小難しくない。 アップダイク "走れウサギ"、 ピチョン "競売ナンバー49の叫び"、 グレアム・グリーン "ヒューマン・ファクター"、 ケアルック "オン・ザ・ロード"...
池澤夏樹の世界文学の評論集。 小難しくない。 アップダイク "走れウサギ"、 ピチョン "競売ナンバー49の叫び"、 グレアム・グリーン "ヒューマン・ファクター"、 ケアルック "オン・ザ・ロード"、 フォークナー "熊"、 フォースター "ハワーズ・エンド" が読みたくなった。
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高知大学OPAC⇒ http://opac.iic.kochi-u.ac.jp/webopac/ctlsrh.do?isbn_issn=9784309020334
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池澤夏樹個人編集による世界文学全集全30巻が完結した。世界文学全集を、「明日につながる世界文学の見本市」であり、「作家を目指す若い人々のための支援キット」と位置付ける著者の想いが満タンに詰めこまれたラインアップは、新鮮な魅力に満ちている。 けれども、この中から何か読んでみよう...
池澤夏樹個人編集による世界文学全集全30巻が完結した。世界文学全集を、「明日につながる世界文学の見本市」であり、「作家を目指す若い人々のための支援キット」と位置付ける著者の想いが満タンに詰めこまれたラインアップは、新鮮な魅力に満ちている。 けれども、この中から何か読んでみようかとは思っても、最初に1冊選ぶのは難しい。読書は作者との相性もある。そんなとき、有用な手がかりとなってくれるのが本書だ。全30巻に入っている小説が、どんな物語で、どんな作家がどんな時代背景をもとに書いたのかが簡潔に、けれども無類の本読みである著者のブレない視点で紹介されている。 世界がこんなにも広いことを、実感させる一冊。
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読みやすく、語りかけてくるような文章。 しかし、他の方も書かれているように、世界文学の入門書には適していません。 池澤氏の文学を巡るエッセー。 読んだことのある作品はそうそうと頷け、くすりと笑える。読んだことのない作品なら、確実に読みたくなる。 それなりに文学を読み慣れた人向けの...
読みやすく、語りかけてくるような文章。 しかし、他の方も書かれているように、世界文学の入門書には適していません。 池澤氏の文学を巡るエッセー。 読んだことのある作品はそうそうと頷け、くすりと笑える。読んだことのない作品なら、確実に読みたくなる。 それなりに文学を読み慣れた人向けの本だと思います。 わたしは個人的に『サルガッソーの広い海』の章が気に入り。 古本でしか手に入らないような作品まで入れているところがまた良い。
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作中で紹介してる本、ほとんど読んだことなかった。 これでは本好きだなんて言えないな。 しかし、まだ未読の本がたくさんあることは喜ばしい。 完全版も読んでみよう。 これこそがこの本の正しい使い(読み)方でしょう!
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一日で読了。書評本ではなく、あくまでコラム集。ケチらずに完全版買えば良かったと思わずに済む内容でありました。で、気になったのが、池澤さんに酷評されるような作品ってあるのだろうかってこと。
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