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幻世(まぼろよ)の祈り(2) の商品レビュー

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2011/01/30
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※このレビューにはネタバレを含みます

第1部に続き、馬見原の葛藤が描かれていた。ある事件の光景をふり払おうと酒に溺れていた浚介は、さらなる痛みを味わうこととなる。游子は少女をめぐり、その父親と衝突する。亜衣は心の拠り所を失い、摂食障害から抜け出せずにいる。平穏な日々は既に終わりを告げていた。そして、麻生家の事件を捜査していた馬見原は、男がふたたび野に放たれたことを知る。自らの手で家庭を破壊した油井善博が?。ここに私の感想をまとめようとすると、ちょっと難しいけど。なんか、とにかく痛々しい葛藤が描かれていた。ずっと気になりつつ、第2部となるこの本を手にする時間がなくて、結局第2部、第3部を立て続けに読んだんだけれど、それで私は少しだけ、後味の悪さを軽減できたかんじ。

Posted byブクログ