スーパー書斎の仕事術 の商品レビュー
阪神の優勝した1985年12月に発行された情報整理の本。今から30年近く前の話である。 さすがに、ワープロやスライドなど、個々の内容は古くなっているが、規格の統一、仕組み化的なものは今でも通じる本質的な考え方である。 とは言え、その古くなってしまった個々の内容の細かさも、本書...
阪神の優勝した1985年12月に発行された情報整理の本。今から30年近く前の話である。 さすがに、ワープロやスライドなど、個々の内容は古くなっているが、規格の統一、仕組み化的なものは今でも通じる本質的な考え方である。 とは言え、その古くなってしまった個々の内容の細かさも、本書の大きな魅力であり、ライフハック本の原点とも言えるかも。 ★×5の内容だが、その古さのため★×4とさせていただく。 [more] (目次) 第1章 書斎のコストパフォーマンス 個人情報基地の設計 大型ディスクの能率 収納4000冊・経費10万円の書庫の意味 押入れのアナログ情報庫 パソコン不要のバランスシート 第2章 袋ファイルの個人データベース 大脳整理のための情報生理の実現 ゴミ同然の「内乱情報」を「機動情報」に変換 500項目1万円・山根式袋ファイルの開発 情報整理の鉄則は50音がベスト ものぐさ君のための勝利整理システム スクラッピング排除の勇気 ルーズリーフ採用で活字情報と筆記情報の一体化 袋ファイルのつくりかた-専用定規 第3章 日本語ワープロのある創造的生活 左右両手を駆使して両脳筆記 習得は7日間の努力 日本語ワープロは、つまり電気洗濯機である ワードカルクの威力 日本語ワードプロの4大基本能力 カードサイズで100人分の電話帳 推敲自在のワープロ文章作成術 原稿執筆の「設計図」と「建築」 第4章 コピー機とカメラの逆転活用法 書斎コピーで資料サイズを統一 簡易製本機がもたらすコピー資料革命 コピー機は印刷機ではなくカメラである 複写利用の効率化フォーマット 携帯用コピー機としてのインスタント・カメラ 850円の超速マイクロ・フィルム・システム ポケットに入るコピー機の誕生 第5章 フィルムとビデオテープの最終整理 ネガ+ベタ焼きシステムという結論 スライド整理はファイル映写機で対応 写真のビデオアルバム化ノウハウ 磁気テープのアナログ・インデックス 第6章 自家製・情報収集小道具 人物解明道具―インタビュー・カルテ 世代都と世相を引き出す道具―20世紀人生年表 携帯用書斎机―ハンドヘルドディスク 第7章 電話と録音機の情報圧縮法 情報を6倍に圧縮できるマイクロカセット 96年目の自由、コードレス電話 ファックス電子郵便と留守番電話 あとがきにかえて 25年の歳月を埋めた姉探し
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山根式袋ファイルの発想が素晴らしい。PC以前に書かれた古い本だが、クラウド時代の今だからこそ読むべき本。`実物を保存出来ない`というクラウドの弱点を見事に補完し得る。
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