ガムの起源 の商品レビュー
『私(声の人)は、ゴルフとかしたこと無いんだけど、なんであんなに人気あんのか全然わからないんだ。だって、おっさんたちがだだっ広いところで小さい玉を穴に入れるだけのスポーツだろ。やったら楽しいっていうのはわかるけど、見てて愉快なものじゃない気がするんだけどなあ。でもやたら人気あるよ...
『私(声の人)は、ゴルフとかしたこと無いんだけど、なんであんなに人気あんのか全然わからないんだ。だって、おっさんたちがだだっ広いところで小さい玉を穴に入れるだけのスポーツだろ。やったら楽しいっていうのはわかるけど、見てて愉快なものじゃない気がするんだけどなあ。でもやたら人気あるよね。』 『「一番人を殺してるのは悪魔でも鬼でもねえよ、正義さ、法さ、神様だよ、そういうのが一番強えんだ。正義面した奴が一番殺してるよ」 なるほど、そういう考えなのですね。 ゴルフの考えは良くわかりました。 皆さんもわかったかな? 面倒臭い感じでしたね。 自分の話ばっかするタイプの男ですね。その上、人殺しとかいって、超面倒臭い感じの男ですね。』 「女」 「なんだ」 「お前の名は?」 「オッパイマルダシ」 「え?」 『そうか、ここは中世ヨーロッパだ。ヨーロッパ語で書くとOpai Marudaciとかで、別にオッパイが丸ごと出ているって意味じゃないに違いない。単なる偶然だろう。 「オッパイマルダシ、それはいったいどういう意味なんだ?」 「オッパイが丸ごと出てるって意味よ」』 「俺は、ちょっと嫌なことがあるとすぐに『死のうかな』とか考えちゃう癖がある割には全然、本気で死ぬ気なんてないんだ。でも、風邪とかひいて少し熱があったりすると『死にたくない』って思うんだよ」 『一瞬、オッパイに気を取られただけで命を奪われてしまう。戦場とはそれほどに恐ろしい場所なのだ。 我々人間はそんな恐ろしい状況を自分たちで作り出してしまう。平和のためにこそ使われるべきオッパイがこのように兵器として使われる惨状に我々は何を学べばいいのだろうか。』 『前田はその事にも危機感を募らせていた。オッパイに馴れてしまったら、オッパイを見ることに何の感動も見出せない男になってしまう。そんな男は生きる屍だ。』 『知識は知能によって知恵に精製される。』 『そういう言い方の「何でもないよ」が何でもないわけなかった。 お姉さんは迷った。特に知りたいと思わなかったが、聞いて欲しくてわざわざ口に出したのか、それとも本当にただ純粋に思ったことが口からでちゃったのか。後者のようなことは滅多に無いことは知っている。 でも、聞いてほしくてあえて独り言っぽく言ってはみたが、実際にそれに対して深く干渉されると面倒臭く感じることもよくあることなので、どう対処したらよいか、迷うのだ。 無視することにした。』
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児童文学っぽいタイトル、表紙とは裏腹な 破天荒なとんでもストーリー♪♪ 前田司郎氏の思考満載でオモシロイです(≧∇≦) オッパイまるだし なんてキャラクター名はこの小説にしかありえない( ̄∀ ̄;)
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