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天魔ゆく空 の商品レビュー

3.2

28件のお客様レビュー

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2018/10/20

細川政元の一生。室町幕府の管領職。細川宗家を率いていった政元の幼少から死までを戦国時代を通して興味深く描く。

Posted byブクログ

2014/08/06

信長より70年前の話。もっと前の時代だと思っていたけど、意外に近かった。あまり触れて来なかった室町物。細川政元なんて知らなかったけど面白かったので畠山や斯波、山名目線のものも読んでみよう。

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2014/06/10

細川政元というあまりポピュラーでない武将を取り上げた歴史小説。戦国の世を切り開いた男という帯の文言は間違いないのだろうが、いかんせんややこしい時代での血縁、婚姻関係に策略、謀略が渦巻く世界に最初のほうは着いていくのがやっと。ストーリーテーリングでは卓越したものがある真保裕一の覇王...

細川政元というあまりポピュラーでない武将を取り上げた歴史小説。戦国の世を切り開いた男という帯の文言は間違いないのだろうが、いかんせんややこしい時代での血縁、婚姻関係に策略、謀略が渦巻く世界に最初のほうは着いていくのがやっと。ストーリーテーリングでは卓越したものがある真保裕一の覇王の番人に続く歴史小説ということで期待したちょっと複雑すぎる人脈血縁関係をもう少しドラマチックにかいてくれればと思ったりして。

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2014/05/15

あんまり馴染みがない時代。 知ってる名前ったら「日野富子」くらい。 そして、あまりにも多い「政」「元」「義」「長」! 誰が誰だかわかんないよぅ(涙 ってことで、読むのにすんごい時間かかった。 テンポよく読みたい派としては、なかなかにキツい本でした。 そこをクリアできたんなら、文章...

あんまり馴染みがない時代。 知ってる名前ったら「日野富子」くらい。 そして、あまりにも多い「政」「元」「義」「長」! 誰が誰だかわかんないよぅ(涙 ってことで、読むのにすんごい時間かかった。 テンポよく読みたい派としては、なかなかにキツい本でした。 そこをクリアできたんなら、文章もお話ももっと楽しめたと思うのよ。 戦国ばっかピックアップして読んでちゃいかんね。 巻末に真保さんも書かれてたけど、細川政元さんって、面白い素材(←失礼)みたいです。

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2014/05/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

応仁の乱直後の室町幕府で「半将軍」と呼ばれた細川政元を題材とした真保裕一の時代小説。 応仁の乱と戦国時代に挟まれ、学校の歴史の授業ではほとんど取り上げられない政元の生涯が政元自身の得体の知れなさを前面に出す形で描かれていて興味深い内容だった。結局最後まで政元という人物の正体をつかみきれなかった感じがした。

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2015/12/05

応仁の乱で東軍を率いた細川勝元の子であり、半将軍と言われた細川政元を描いた作品です。 この本では、政元の目線だけではなく、姉である洞勝院の目線や家臣の目線、日野富子など多くの人の目線から政元がどのように映っているのかも描かれていて、政元がどんな人物だったのがよく分かる一方、目線...

応仁の乱で東軍を率いた細川勝元の子であり、半将軍と言われた細川政元を描いた作品です。 この本では、政元の目線だけではなく、姉である洞勝院の目線や家臣の目線、日野富子など多くの人の目線から政元がどのように映っているのかも描かれていて、政元がどんな人物だったのがよく分かる一方、目線がずれるため、感情移入しづらい面もありました。 室町幕府が徐々に崩壊していく様子や、三管領である斯波家や畠山家の内紛、そして細川家も徐々に力を失っていく様子もよく分かり、まさに戦国時代の始まりという感じがして、面白い作品でした。 ↓ ブログも書きました。 http://fuji2000.cocolog-nifty.com/blog/2013/02/post-e824.html

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2012/10/01

テーマがはっきりせず、冗長に感じられて、最後まで読むのが少し苦痛に感じました。 真保裕一には珍しくあまり良い出来とは言えないお話でした。

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2012/09/02

う~ん。心理戦ではないが人の心を操るところを書きたいのか、人間としての生き様を書きたいのか?中途半端に感じた。

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2012/08/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

応仁の乱の影響がまだ残る室町時代のお話し。 応仁の乱の一方の旗頭、細川勝元の息子である細川政元の幼少期から亡くなるまでを描いた作品。 導入部は面白い、父の幼名と同じ聡明丸をもらいながらも父の子ではないのではと疑いを持たれ、幼いながらもそれを自覚している大人びた子供。 その後の姉を愛する必然性は疑問だし、後継についても複数の養子に対する説明がイマイチ。 最後は駆け足で終わった感がある。

Posted byブクログ

2012/06/26

応仁の乱後、管領細川政元が主人公、 真保氏の小説はたくさん読んでいるが、チョッと馴染めなかった。

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