法的思考のすすめ 第2版 の商品レビュー
法解釈学が価値判断の領域の中で持つ意義やその目的について、平易な解説を施している。入門書としてもよくまとまっていて面白いが、著者の持ち出す議論が法学史のなかでどのように論じられてきたかについてをある程度把握したうえで読むと更に面白いと思う。
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第2版だそうだが、第1版とどこが違うのはわからなかった。 具体的には、実際にあった裁判を例にして、①ものごとの善悪を考える ②法的思考(裁判判決の思考を読み解く) ③判決文の批判的検討 ④判決文の外在的批判 ⑤まとめ という中で、民事訴訟の法的思考の基本をみにつけていく形であっ...
第2版だそうだが、第1版とどこが違うのはわからなかった。 具体的には、実際にあった裁判を例にして、①ものごとの善悪を考える ②法的思考(裁判判決の思考を読み解く) ③判決文の批判的検討 ④判決文の外在的批判 ⑤まとめ という中で、民事訴訟の法的思考の基本をみにつけていく形であった。 まとめにあった、論理展開を首尾一貫性させよう 大前提の法的ルールの選択を疑う 事実認識を疑う あてはめを争う 法的解釈を争う というのが結論であるように感じた。
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