学校・家庭でできるメディアリテラシー教育 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
時代が進むにつれて、メディアが多様化し、受け取る情報量が半端なく増大した。今後もこの傾向は続いていくだろう。ニューメディアが生みだされ、情報の波に飲み込まれた時、人はどうなるのであろう。様々な事件や社会問題がある中で、メディアリテラシーを子どもたちと考えていくことは、子どもたちの未来にとって重要だと感じた。その基本はクリティカル・シンキングである。受動的に流されてくるものに、よく吟味し、「本当にそうだろうか」「それでよいのだろうか」などと疑いつ考える態度が求められる。 ・メディアに接して奇妙なことに気づいた時に、そのことについ て考える習慣をつけることで、メディアの向こう側の人の意図 を想像することができるようになり、メディアリテラシーの向 上につながる。 ・メディアリテラシー教育は、特定のメディアに対する能力の 育成を目指すとともにとどまらず、様々な文脈において、ク リティカル・シンキングを発揮できることを目指す必要性が ある。 ・同調圧力と携帯電話の関係。同調圧力とは、周囲の人と同じで あろうと社会的な圧力である。 ・思春期特有の課題から、大人も子どもも目をそらさないこと ・メディア教育では、「送り手の意図」を推測させることが重要 ・リサーチリテラシーは、調査データに関して批判的に読み解く 能力
Posted by
- 1