紀伊ノ変 の商品レビュー
平穏であった姥捨の隠れ里にも、田沼強欲政治の波紋で存続の危機が。 高野山、紀伊藩の確執を、磐音の王者の剣が四方八方丸く収めるの巻。 品川柳次郎も目出度く結婚。 しかし、田沼の刺客の超能力には勘弁して欲しい・・・ (2011/6/3)
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居眠り磐音江戸双紙36~磐音とおこんの間に生まれた男児は弘法大師に因んで空也と名付けられ,正月で帰郷した雑賀(さいか)の男衆からも祝福を受けた。京で丹を扱う商家を切り盛りする男衆頭は,磐音を高野山奥の院に伴い,副教導に会わせ,姥捨の郷が持つ丹の鉱脈を老中田沼が狙っている事を教え,...
居眠り磐音江戸双紙36~磐音とおこんの間に生まれた男児は弘法大師に因んで空也と名付けられ,正月で帰郷した雑賀(さいか)の男衆からも祝福を受けた。京で丹を扱う商家を切り盛りする男衆頭は,磐音を高野山奥の院に伴い,副教導に会わせ,姥捨の郷が持つ丹の鉱脈を老中田沼が狙っている事を教え,高野山と雑賀が権益を守るため,和歌山藩と掛け合う場に警護役として付き合わされることになった。たまたま知り合った老武士が刺客に襲われるのを未然に防ぐと,和歌山の付家老新宮藩の前の城代家老と知己を通じることになる。和歌山にも田沼と繋がる一派と和歌山独自路線を模索する一派の闘いが起こっているのだった。一方,江戸では品川柳次郎と夕の婚礼が仲人である磐音夫婦が姿を消したために暗礁に乗り上げていた。今津屋の老分は代わりの仲人を江戸城御典医の桂川に依頼することを思いつく。和歌山では将軍後継が死亡し,田沼が養子を決める立場になったのを機に,和歌山の若様を将軍養子にしようと画策し始めているが,付家老の城代は,磐音から家基と同じ運命が待ち受けているかも知れないと囁かれて翻意し,養子話を棚上げする代わりに雑賀の持つ丹から得られる利益を年貢として納めさせることで妥協し,幕府に対しても丹会所設立を断念させる工作を開始する~何となく,高野山と聞くと奈良県にあるような気がしていたのだが和歌山県だった。田沼の出自も和歌山で,和歌山も一枚岩とは行かずに,様々な思惑が渦巻いているってのは正しいような気がしてくる。丹というのは水銀の事で,塗金に欠かすことのできない資源と云うこと。高野山との関係もありそうな話。まあ,これなら辻褄が合っていて,作者が長く取材として和歌山に留まっていても元が取れるというもの。勿論,取材で長逗留したか否かは知りませんが
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読むのに疲れた。いちいち蘊蓄が長すぎやしませんか? 途中で読み飛ばすことにしました。 それにしても、気づけば随分と鬱陶しい話になってしまった。 もっと気楽に、読み終わった後にほっと出来るお話だったはずなのになぁ。 もう次は買うのやめようと毎回思うのだけれど、ここまで読んできたしな...
読むのに疲れた。いちいち蘊蓄が長すぎやしませんか? 途中で読み飛ばすことにしました。 それにしても、気づけば随分と鬱陶しい話になってしまった。 もっと気楽に、読み終わった後にほっと出来るお話だったはずなのになぁ。 もう次は買うのやめようと毎回思うのだけれど、ここまで読んできたしなぁ。 きっと次回作も買って、草臥れつつ読むと思います。
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磐音シリーズ36巻 おこんも子供を生み、磐音も新しい環境で 居場所を作り始めてきた 江戸を終われるときの絶望的な状況が また反撃できる体制に育つのでしょうか? 楽しみすぎる!
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磐音様の最新刊。 高野山周辺の隠れ里で、無事に空也を産み、育て始めたおこんと磐音。 高野山の大きな優しさに、包まれて、卑しい力は届かない。 高野山に行きたくなりました。
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シリーズ第36弾。反撃への流れが少しずつでてきか感じ。新たに登場した人物が、今後、どんな役割を果たしていくのか。。
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