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政権交代狂騒曲 の商品レビュー

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2015/09/24

小泉純一郎が退いて五年。自民党から民主党への歴史的政権交代は実現したが、それは日本漂流の時代の始まりでもあった。未曾有の国難に襲われたいま、有権者として必須の記憶と知識を一冊に。 振り返ってみるとあっという間の出来事であった。本書を読むと自民党政権末期からの政治的混乱を振り返...

小泉純一郎が退いて五年。自民党から民主党への歴史的政権交代は実現したが、それは日本漂流の時代の始まりでもあった。未曾有の国難に襲われたいま、有権者として必須の記憶と知識を一冊に。 振り返ってみるとあっという間の出来事であった。本書を読むと自民党政権末期からの政治的混乱を振り返る事ができる。 実はあとがきを読んで本書を買うに至った。あとがきでは後藤田正晴のエピソードが描かれている。後藤田は他人と相対するとき、その人物が昭和二十年の八月十五日にどこにいて、どういう立場にいたのかという事を付き合い方の参考にしたという。(このエピソードは保阪正康の著書でも触れられいる) 本書を読んでいる時に、後藤田正純議員の不倫記事が週刊紙を賑わした。残念な事に政治家のスキルは遺伝しない。みてくれは良くても、能力が伴わないケースがままあるのだ。たとえ、ゴミ溜であったとしても、より良い政治家を選ぶ辛抱こそ有権者には求められるのであろう。

Posted byブクログ

2011/05/02

この手の本を読むといつも感じさせられるが、結局有力政治家って国民のことなんか頭の片隅にすらなく、自分の権力欲・名誉欲に極めて忠実に従って行動しているだけなんだなと思う。 また、このような本を書き続けている政治評論家などという輩も、それを見てなんとも思わず、ただ日々の政治事件を食い...

この手の本を読むといつも感じさせられるが、結局有力政治家って国民のことなんか頭の片隅にすらなく、自分の権力欲・名誉欲に極めて忠実に従って行動しているだけなんだなと思う。 また、このような本を書き続けている政治評論家などという輩も、それを見てなんとも思わず、ただ日々の政治事件を食い物にしているだけなんだなと強く思う。 せめて事実の羅列や政治家の感情の記述・分析だけでなく、政策の論理的な批評ができなければ、「政治評論家」を名乗る資格が無いと思う。 こんな本ばかりを上梓し続けて、恥ずかしくないのだろうか。

Posted byブクログ