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ハーレムシスター(2) の商品レビュー

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2024/06/29

『ハーレムシスター』続編

2011年の竹内けん作品。

ハーレムキャッスルシリーズのイシュタール王国に謀反を起こした、先の王弟ヒルメデスの息子ヒルクルスを主人公とした『ハーレムシスター』の1年後を描いた続編。

戦国の世で立身出世しようと武者修業中のヒルクルスが、地方都市レヴィの領...

2011年の竹内けん作品。

ハーレムキャッスルシリーズのイシュタール王国に謀反を起こした、先の王弟ヒルメデスの息子ヒルクルスを主人公とした『ハーレムシスター』の1年後を描いた続編。

戦国の世で立身出世しようと武者修業中のヒルクルスが、地方都市レヴィの領主の女将軍ヴィクトリアと、その姪の見習いシスターのジェシカと出会い、レヴィを足がかりに野望に燃える姿を描いた作品。
前作から1年で、すっかり太々しくなったヒルクルスのキャラクターに合わせて、物語も戦記ものの要素がやや増しています。
その分、全編官能的な内容ではなくなって、結果、官能度が下がったという感じがします。
ヒルクルスが立身出世の為にヴィクトリアとジェシカを抱くという、大藪春彦の『汚れた英雄』のような感じも、官能度を下げている気がします。

前作のヒロイン4人も再登場しますが、ヒルクルスの従者となった僧兵グレイセンが最初から登場するものの巫女長ユーフォリアが終盤近くから、見習いシスターだったシギンと司祭のベルベットは、クライマックスの乱交シーンのみ登場。

KM