どうしたら「デキる男」に見えますか？ の商品レビュー

岩井結美子【著】

2012/06/07

「どうしたら「デキる男」に見えますか？」
印象をコントロール出来れば、相手のイメージを変え、対人ストレスを減らすことが出来る。そして自分を変えることが出来る。

自分が相手に与える印象をコントロールすることが出来ればどれだけいいのか？その誰もが目指すことを実践しようということがこの本のテーマです。また読者ターゲットは男性です。

私も人から受ける印象や自分が与える印象はとても大事だと思いますし、少しでも良くすることを心がけたいと思っています。だからこそこの本を手に取りました。だからこそ読んでみて納得出来るところもあり、「それはそうだろ」と確認出来るところもありました。

しかし、1つだけ言っておかないといけないところがあります。それは印象を変えることで、自分の生活の質が良くなったり楽しくなったりするということを証明する為に用いられている実例です。

その実例は、

「髪はぼさぼさ、眼鏡にはなにやら指紋のようなものがセットになり明らかに不潔◎、猫背で、声もはっきりとしているとは言いがたい男性」が髪型や服装、話し方、姿勢などを直すと、周りからどんどん相談されるようになった。

というものです。これを読んで「いやまて！いくらその人がいい人でもそんな格好をしていれば人も接しにくいということは自分でも分かるだろう？この「自分でも分かるレベル」から指南しないといけないのか？」と思いました。

私はこういう本というのは「素人である私達が気づかないところをプロが指摘することで、それらを気づかせ、良くしていく手助けをする」ということがテーマだと思っています。なので、この実例でも本人が自分のどこが悪いのか全く気づいていないのであれば、プロが本人に気づかせ、良い方向に導いた実例となるとは思います。

しかし、このレベルで自分で気づいていないなんて正直私には想像がつきませんでした。こういう本は一般の読者が読む訳ですから、このようなある意味特異な実例を出されると、信頼性が増すというよりは「そりゃそうだろ。自分で気づけよ」という疑念が生まれそうだと率直に感じました。

他にもちょいちょいこの実例のようなものも出てきました。そこは消化不良です。

しかし、言っていることは当たり前ですけど大切なことです。

2011/10/28

印象管理について、いろんな項目からまとめられていて、参考になるところが多かった。
普段の何気ない仕草の中にも、人に良い印象と悪い印象を与えているものがある事がわかり、ちょっと意識したいと思った。

2011/08/10

見られていることを意識
見せる　意識するということを　気づかせてくれる一冊だったとおもう

髪型や眉毛　表情　声など　印象を多方面からアプローチされていた
全６回の　講義をうけられたような　感じがした。

2011/06/23

印象管理の重要さが分かった。表情・態度・仕草・口調・ファッションなど自分で意識的に変えることで他人への印象が良くなるらしいので、これから私もやってみようと思った。

2011/06/12

印象をコントロールして対人関係を良好にしようとするもの。
ファッション・色彩・表情・立ち振る舞いといった項目を心理カウンセラーである著者の観点からアドバイスをしてくれる。印象に残った部分は、お客様は目の前のあなたを通して企業のイメージやサービスの価値を評価するというもの。自分の企業が価値あるものを提供しているのであれば、それにふさわしい服装や立ち振る舞いをするのは当たり前だと感じた。