のはなしに の商品レビュー
大人気のエッセイ集書籍化第二弾です。ものすごく笑えてちょっぴり彼の歩んできた人生に思いをはせる。でもやっぱり馬鹿馬鹿しくて笑える。気持ちが沈んだときにこの本を読むと元気が出ますよ。 僕はこの本についての話を書いたと思っていたら、昨日自分で自分の書いた記事を見直していたときにこの...
大人気のエッセイ集書籍化第二弾です。ものすごく笑えてちょっぴり彼の歩んできた人生に思いをはせる。でもやっぱり馬鹿馬鹿しくて笑える。気持ちが沈んだときにこの本を読むと元気が出ますよ。 僕はこの本についての話を書いたと思っていたら、昨日自分で自分の書いた記事を見直していたときにこの本について書くのをすっかり忘れたことに気づいて、前に読んだこの本をもう一度読み直して、いまここでこうしてこの記事を書いているのですが、やっぱり面白いんですわ。この人が書く文章。やっぱり、落語のエッセンスが体に叩き込まれているからなのでしょうか?彼の文章にはきちんと落ちがあって、抑えるところはきっちりと抑えてある。そして笑える。すごくいい本です。でも自己啓発とかの役にはまったく立ちません。 この本に収録されている話の中で僕がいちばんすきなのは『プロポーズの話』で、伊集院光がいまの奥様にプロポーズしたときのエピソードがつづられているのですが、いい話だなぁと思うとともに本人曰く『ぶさいくがかっこつけてもしょうがない』や『イレギュラーに弱い』という反省箇所は、僕も思わずうんうんとうなずき、奥様が 『私はここで殺されるのでは!?』 とあとで伊集院に語っていたところにお笑いしつつ、僕もこういう夫婦になってみたいものだなと、まだ見ぬ伴侶を思っては、そんなことを考えていたのでした。 伊集院ファンはもちろんのこと、初めて彼を知るきっかけとしても非常にいい本だと思っています。できれば、このシリーズを全巻を通して一気に読んでいただけると面白いかと思われます。
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脳内での伊集院ボイスの再生率がすごい。やっぱり電車の中で読むんじゃなかった。人間笑いをこらえると涙が出るんだねぇ。
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率直な感想は伊集院さんの言葉や想いが、優しい(笑) 面白いんだけど、人は決してけなさい。素敵なんだけど、笑える。 『のはなしに』はエッセイ集だけど、こころが本当にホッとする話があったり、こころが本当にグサッとくる話があったり、本当に声だして笑っちゃう話があったり、全体のバランス...
率直な感想は伊集院さんの言葉や想いが、優しい(笑) 面白いんだけど、人は決してけなさい。素敵なんだけど、笑える。 『のはなしに』はエッセイ集だけど、こころが本当にホッとする話があったり、こころが本当にグサッとくる話があったり、本当に声だして笑っちゃう話があったり、全体のバランスが素晴らしい。 お気に入りの話ベスト3をあげるなら「あの人は今」の話、「噛み」の話、「ノミの心臓」の話。
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「のはなし」シリーズ3冊目。伊集院の真価はラジオでのしゃべりにあると思っていますが、文章も程よく脱線が多くて面白い。天才。
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伊集院光さんの軽快なエッセイ。一つ一つの話が短く暇つぶしに最適、クスッと笑える話が盛りだくさん。 これ書いてて思ったのだけれど、伊集院さんの肩書きってなんだろう?デブタレント?デブは失礼?でも自分で公言してるし、でもやっぱり他人に言われると腹立つかもしれないし。まあいいか。でもタ...
伊集院光さんの軽快なエッセイ。一つ一つの話が短く暇つぶしに最適、クスッと笑える話が盛りだくさん。 これ書いてて思ったのだけれど、伊集院さんの肩書きってなんだろう?デブタレント?デブは失礼?でも自分で公言してるし、でもやっぱり他人に言われると腹立つかもしれないし。まあいいか。でもタレントというより芸人?クイズ番組によく出てるからクイズ芸人?あ、でもそれなら宇治原か。 いろいろなテーマを設定して「○○」の話として伊集院さんがとりとめなく話を紡いでいく。「合コン」の話は秀逸。独身には若干役に立つと思いつつ、エッセイから合コン術を調達ってどうなんだろう。でも話術の優れた伊集院さんだから合コンの盛り上げ方とかすごいんだろうな。 しかしながら、こういう落ちのある話をいくつも持っているのはすごいと思う。もちろんこういう人はネタ帳をいつも持ち歩いていて、おもしろいことがあったりするとメモして後で話を作るんだろうけど。自分は、話が下手だからこそこういう努力を惜しまずにしないとな、と思った。
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「女王様」の話は考えさせられた。 「プロポーズ」の話は無駄なハラハラ感があった。 「三田事件」の話は独白調なのが笑いを促す…笑っていいのかな、コレ。
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伊集院光は優しい。芸人にとって、優しいはホメ言葉ではないかもしれないけど、優しさが伝わってくるエッセイだ。それとともに、伊集院光は面倒くさい。面倒くさいは、よく気がついてしまうことによるもので、日常生活にわずらわしさを伴うが、表現者にとっては宝だ。 本著は、リスナーにとってはい...
伊集院光は優しい。芸人にとって、優しいはホメ言葉ではないかもしれないけど、優しさが伝わってくるエッセイだ。それとともに、伊集院光は面倒くさい。面倒くさいは、よく気がついてしまうことによるもので、日常生活にわずらわしさを伴うが、表現者にとっては宝だ。 本著は、リスナーにとってはいつもの伊集院光が楽しめるエッセイだろう。そして、テレビに登場する頭の良いタレント、もしくはデブで食いしん坊なタレントとして伊集院光を知っている人にとっては、奥さん想いの、後輩芸人想いの面が垣間見られて楽しいかもしれない。 ファンの中には、エッセイでももっと毒電波をまき散らすことを期待する人もいそうだ。だけど、文章ならばこれぐらいのバランスがいい。キツいやつは、ラジオで聴きたいし。
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どうやら前に文庫になる前に読んだ本だった。二度目だ。でも面白かったです。 面白いエッセイをかける人は本当に頭が良い人だと思う。 あまりエッセイはよまないけど、伊集院と奥田英朗は面白い。 面白いことに気づけて、さらにそれを文章で他人に伝えるというのは相当だ。
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