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年下の男の子 の商品レビュー

3.7

101件のお客様レビュー

  1. 5つ

    15

  2. 4つ

    43

  3. 3つ

    36

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

    1

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2011/07/18

読みやすかった。37歳の女性と23歳の男性の恋の話。もうちょっと、短くできるだろうと思いながらも、ドキドキしながら読めました。

Posted byブクログ

2011/07/04

おお、意外とおもしろかった。アクの無い文体で読みやすかった。トレンディドラマを見てるみたい。男性(だよね?)著者にもかかわらず、アラフォー女の心情描写はけっこう丁寧で、あるある、わかる、と思わせるかんじ。児島くんはいい子すぎないか…?と思ったが、これだけ周到に女の心情を描いたら、...

おお、意外とおもしろかった。アクの無い文体で読みやすかった。トレンディドラマを見てるみたい。男性(だよね?)著者にもかかわらず、アラフォー女の心情描写はけっこう丁寧で、あるある、わかる、と思わせるかんじ。児島くんはいい子すぎないか…?と思ったが、これだけ周到に女の心情を描いたら、相手が余程できた男じゃないと恋愛が成立しないのも確か。どういう層に売れてるのかな―やっぱOLかな。

Posted byブクログ

2011/07/02

恋愛というものは不思議なもので。 お互いがお互いを好きでいればそれで良いと思っていたけど。 ある程度年齢を重ねると、そうも言ってられなくなる。 最後のチャンスとか責任とかが頭をよぎり始める。 そんな女性の現実的な視点を自然に描かれています。 収入とか社会的地位とかいろいろ気に...

恋愛というものは不思議なもので。 お互いがお互いを好きでいればそれで良いと思っていたけど。 ある程度年齢を重ねると、そうも言ってられなくなる。 最後のチャンスとか責任とかが頭をよぎり始める。 そんな女性の現実的な視点を自然に描かれています。 収入とか社会的地位とかいろいろ気になりますし。 世間体とか常識とかにとらわれすぎて大事なものを見逃さないように。 人間関係の難しさみたいなものを教わった気がします。

Posted byブクログ

2011/06/28

マンションを購入した37歳の独身女性(課長補佐)の主人公と お得意さんの会社で働く23歳男性の恋愛模様が描かれた1冊。 好意を持たれることは嫌ではないし、 私もどちらかと言うと好感を持っているけど、でも…という 主人公の女性の心情や考え方が(著者は男性なのですが) 上手に表現...

マンションを購入した37歳の独身女性(課長補佐)の主人公と お得意さんの会社で働く23歳男性の恋愛模様が描かれた1冊。 好意を持たれることは嫌ではないし、 私もどちらかと言うと好感を持っているけど、でも…という 主人公の女性の心情や考え方が(著者は男性なのですが) 上手に表現されているなぁ、と思いました。 コミカルに描かれているようで、時に妙にリアルなメンタルが描かれていたり、 二人を応援したくなってしまう読者にとっては、 二人の関係にもどかしくなったり、共感できたりするのではないのかな。 最後の最後で「やられた!」という感じを受けつつも 心がほんわかするような、そしてさっぱりと読むことが出来る1冊。

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2011/06/20

途中まではなんだか軽い恋愛小説ね、くらいの気持ちで読んでいたが、後半は晶子の葛藤や迷いに共感しつつ一気読み。 面白かった。 ただ、14歳年下のイケメン好青年、年上で信頼も収入も地位も一級品のデキるバツイチ男。 冷静に考えれば、どちらも白馬の王子様に違いなく、晶子の心情への共感は...

途中まではなんだか軽い恋愛小説ね、くらいの気持ちで読んでいたが、後半は晶子の葛藤や迷いに共感しつつ一気読み。 面白かった。 ただ、14歳年下のイケメン好青年、年上で信頼も収入も地位も一級品のデキるバツイチ男。 冷静に考えれば、どちらも白馬の王子様に違いなく、晶子の心情への共感はあっても、シチュエーションへの共感は、よく考えれば皆無かも(笑)。 おとぎ話的な感じになっていないのは、終始主人公の彼女自身がおとぎ話の終わりを意識し、なるべく傷が浅く済むように、終末に備えていたからだろうか。 んー、アラフォーとしては興味深く読んだけど、自分の身に置き換えて夢?みる、ってことはないなあ…。だってやっぱり一回り以上年下ってのは、今は良くても将来がこわい。相手が若い女の子に走る云々ではなく、自分自身の気持ちが卑屈にならずにちゃんと前をむけるか、わからないもん(^^;; もちろん、小説としては、楽しく読みました。 #追記 男性作者だったのか! 女性だと思うくらい、女性の心理描写がうまい。

Posted byブクログ

2011/06/19

2011/6/19読了。わかるなぁ。イライラした部分もあったけど、自分のなかにもそういう部分があるだろうなぁ。いろいろ思い出した…きゅってなる。

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2011/05/23

友人に勧められた本。 主人公の気持ちはわからなくないけど、 いまひとつ同調できないままラスト。 躊躇していたわりに、あっさり付き合いがはじまって 好きなはずなのにさらっとお別れしてみたり…。 恋愛のときめきや切なさがあまり伝わってこなかったのが残念。 好きな人に巡り会えたこ...

友人に勧められた本。 主人公の気持ちはわからなくないけど、 いまひとつ同調できないままラスト。 躊躇していたわりに、あっさり付き合いがはじまって 好きなはずなのにさらっとお別れしてみたり…。 恋愛のときめきや切なさがあまり伝わってこなかったのが残念。 好きな人に巡り会えたこと、想いが通じあったことで感じる喜びや幸福感。 付き合いを続けていくことでかけがえのない人になり だからこそ辛く感じるお別れ。 年齢差で感じる引け目以外に、その辺りの心境を綴ってほしかった。

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2011/05/22

30代後半のOLと、23歳契約社員の恋。年上女性の側の葛藤や気持ちの揺れは共感できるものがかなりあります。男性が年下の年の差恋愛は、話題になることは多くても実際のところはめずらしいものでしょう。やっぱりこれは、こんなことがあったらいいな~、と思いながら読む「現代のおとぎ話」なのだ...

30代後半のOLと、23歳契約社員の恋。年上女性の側の葛藤や気持ちの揺れは共感できるものがかなりあります。男性が年下の年の差恋愛は、話題になることは多くても実際のところはめずらしいものでしょう。やっぱりこれは、こんなことがあったらいいな~、と思いながら読む「現代のおとぎ話」なのだと思います。

Posted byブクログ

2011/05/20

男性作家さんなのに女心をわかってらっっしゃる。年下の男の子にアタックされたら、まさにこんな悩みや不安が出てくるだろうな~。お約束パターンだし、昌子に都合よくことが進みすぎて面白くはなかったのが残念。

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2011/05/15

読んだ、読んだ、読み終わったよーん。 男性名の作家さんが、女性の一人称で書く話だったから、あんま期待しないでおこう、と構えず読んだけどもなかなかどーして。 じゅうぶん、楽しませて貰いました。 というか、ほんとに男性が書いているとしたら、きっと実際にこういう人がいて、かーなーりしつ...

読んだ、読んだ、読み終わったよーん。 男性名の作家さんが、女性の一人称で書く話だったから、あんま期待しないでおこう、と構えず読んだけどもなかなかどーして。 じゅうぶん、楽しませて貰いました。 というか、ほんとに男性が書いているとしたら、きっと実際にこういう人がいて、かーなーりしつこく取材したのであろう。 37歳・独身の晶子の心理描写にほとんど無理はなかった。 せいぜい、いくらなんでもサバサバし過ぎだろうよ、という程度で、14も年下の男の子から好意を示され、最初は冗談だと受け流すところから始まって、あら? なんか流されてる?? 的に児島君のペースに巻き込まれていくあたりは、正直に言うと 「んもー、羨ましい!」 のひと言である。 この年代でおひとり様な女性で、こんなに若くてイイ男(本文から抜粋すれば“ジャニーズレベルのいい男”)から 「年齢とかそんなの全然関係なくて、好きになっちゃった相手がたまたま14歳上だったっていうだけの話なんですよ、オレにとっては」 とか言われてグイグイ押してこられるシチュエーションに“萌えない”ひとはおらんでしょうよ! 傾くか傾かないかはまた別次元の話としても。 例えば主人公を自身に据えた場合、各々好きな若手俳優・アイドルを相手にしてこの本読んでみたら……いやー、もう、ファンタジーの域にまで達する流れであるよ(わたしの場合は三浦春馬クンである)。 言うまでも無いが、この本は恋愛小説なので、晶子はバリキャリではなく、年齢が年齢だけに『課長補佐』という肩書きがつき、職場ではお局さま扱いされつつも、でも仕事はそつなくこなし、わりと高めの勤務評価を得ている、まあ、フツーのOLとして描かれている。 物語も、社内派閥のドロドロがあるでもなし、児島君を挟んで若い自信満々の女子に宣戦布告されることもなし(児島君に片思いする若い女子は出てくるが、晶子に対して何もしない)、晶子が仕事でとんでもない失態をするでもなし、と、とにかく児島君からアプローチされてひたすら戸惑う晶子の心理が、徐々に変化していく様子のみなのである(晶子の一人称だからそれはとうぜんなのであるが)。 それでもおもしろく読み進むことができるのは、やっぱりどこか“お伽噺”な感覚があるからだろう。 読んでいて、こんなことあったらいいなぁ、羨ましいわぁ、と感じつつも、ジャンボ宝くじの1等が当たるより低い確率でしか実際には起こりえないこともわかってる。 なのでコレと言った大事件が起きなくても、安心して読めるのだろう。 それでも完全なるお伽噺でないのは、晶子が最後の最後で 「わたしが彼を幸せにしてやるんだ!」 ということに気づくところ。 “男に幸せにしてもらう” ことだけが女の――晶子自身の幸せではない、そのことに気づき、彼女はおもいきった行動に出る。 そのアッパレ感が、お伽噺な空気を 「いや、もしかしたらわたしにも……」 とおもわせてくれて、なんだかウキウキして読み終われるのである。 ところでこの作品には続編がある。 『ウェディング・ベル』 すでに発売されているが、これは文庫になるまで待つとするのだ。

Posted byブクログ