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地をはう風のように の商品レビュー

3.3

6件のお客様レビュー

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2022/05/11

終戦まもない栃木小林が舞台の物語 日光連山と田園風景しかない田舎で今とは考えられない貧しい日常で生きるコウゾウ達 少し苦しい気持ちとじんわりするあったかい気持ちが混じり合う感じ このひもじい中で強く生きるコウゾウ達を現代社会の私達は想像できるのかなぁ

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2012/08/04

かなり寂しい話であった。 貧しさと闘う子どもたちの姿は切ない。 現代においても児童貧困率の高まりが報道されるようになり、貧富の差が納得できない形で顕著になっている。情報が平等に流れる現代においてこそ貧富の差の非条理を強く感じるようになっているのではないか。本作品との関係はないが...

かなり寂しい話であった。 貧しさと闘う子どもたちの姿は切ない。 現代においても児童貧困率の高まりが報道されるようになり、貧富の差が納得できない形で顕著になっている。情報が平等に流れる現代においてこそ貧富の差の非条理を強く感じるようになっているのではないか。本作品との関係はないが、こんなことを感じることとなった。

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2012/07/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

昭和30年代、栃木県の農村が舞台。父を亡くし、母は出稼ぎへ。祖母、弟と暮らす小学6年生のコウゾウが貧しさに負けまいと歯を食いしばり、たくましく生きる姿を描く物語。 というと聞こえはいいが、田舎の閉鎖性、わるい連帯感、卑屈さが全面に出てる話。すごいいらいらする。 大人もムカつくし悪口ばかりの子供もムカつく。 ほんとうに惨めだと思う。 希望は年若い忠雄さんだ。

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2012/07/05

読んでてえらいデジャヴュを感じたのは、多分自分が小学生の時にもこういうタイプの課題図書があった気がするな、と思った次第。某三丁目映画とは全くの対極にあるというか、日本の田舎の子供の原風景ってこういうものじゃないかね。はたして、今の子供はこれを読んでどう考えるのだろう。下手をすると...

読んでてえらいデジャヴュを感じたのは、多分自分が小学生の時にもこういうタイプの課題図書があった気がするな、と思った次第。某三丁目映画とは全くの対極にあるというか、日本の田舎の子供の原風景ってこういうものじゃないかね。はたして、今の子供はこれを読んでどう考えるのだろう。下手をすると、親世代でもこういう経験をしたって人も少なくなっていそうだし。

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2012/05/25

読書感想文の課題図書ということで読みました。 うーん・・設定も表紙も地味。こんなのなかなか中学生が手に取らないのではないでしょうか。 コウゾウが薪割りをする描写なんてちょーリアル。いや、私は薪割したことないのですが、体験した人でないと書けないと思います。この辺がラノベとは違う質...

読書感想文の課題図書ということで読みました。 うーん・・設定も表紙も地味。こんなのなかなか中学生が手に取らないのではないでしょうか。 コウゾウが薪割りをする描写なんてちょーリアル。いや、私は薪割したことないのですが、体験した人でないと書けないと思います。この辺がラノベとは違う質の高さ。地に足がついてます。

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2012/05/07

渋いな。 これも、今年の読書感想文課題図書。 でもね、これ読んで、今の子どもたちは情景を、心情を、想像できるのかな。 私だって、この時代の人間ではない。 私の親ぐらいの世代で、そのぐらい。 きちんと知るのは、もっと上かもしれない。 そんな情景を、心情を、今の子どもたちに、こ...

渋いな。 これも、今年の読書感想文課題図書。 でもね、これ読んで、今の子どもたちは情景を、心情を、想像できるのかな。 私だって、この時代の人間ではない。 私の親ぐらいの世代で、そのぐらい。 きちんと知るのは、もっと上かもしれない。 そんな情景を、心情を、今の子どもたちに、この作品はきちんと伝えることができるのかな。 それは、今この歳の私には、なかなかわからないことなんだよな…。

Posted byブクログ