もりのおばけ の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
〝ぼくは、弟と森の散歩に行きました。そして、どっちが速いか、森の奥まで駆けっこしました...ぼくがピュ-ッと走ると、弟はたちまち見えなくなりました...いつのまにか、不思議な森に、たったひとりに...。ぼくは怖くて「おーい」って呼んでみました。すると、暗闇から「おーい」って声が、あっちからも、こっちからも聞こえてきて、何か得体のしれないものがとんできたのでした!・・・〟ちょっと怖いけど、また行きたくなるような、森の絵本です。
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暗い森のなかに入ってしまった時の怖さ、物語と絵の雰囲気が良くあっている。 キャンプで子どもが行方不明になる事件があったりして、勧めにくくなっている部分もあるかな。
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お兄ちゃんの弟に対する優越感みたいなものが、最後は弟を頼るというか、弟の方がしっかりしているような感じで終わる。 字は少ないけれど、絵を存分に味あわせるために、読み聞かせてあげたい絵本。
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親としては、色もなく 不気味な絵本だと思いましたが 1歳の息子は、おーい、と呼びかけるところが 気に入っているようで、何度も読んで!と この絵本を持ってきます。
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2017.10.18 白黒の絵の雰囲気とヘンテコなおばけたちが。こわい。ひとりで自然の中にいることの心細さが。はじめは弟と一緒で、終わりでもまた弟と一緒だからこそ、よけいひとりが怖く感じた。でもこれ、子どもが何回も読んじゃうやつだ。今の絵の雰囲気とはまた違った片山健さんの絵本。
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自分が子どもの頃に読んでもらって、おそらく怖かったんだろう、印象に残っている本。好きじゃなかったのに、何回も読んでもらった記憶がある。ハルもやっぱり怖いようで、色々言い訳しながら聞いていて、読んでいて楽しい。
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散歩に出かけたぼくと弟は どちらが速いか、森までかけっこをしました。 ぼくは、弟になんか負けないぞと 弟を引き離して、ひとり森へと走りました。 でも、森の中は薄気味悪いし、 なんだか変なものがいっぱいいます。 ぼくは怖くなって「おーい」を弟を呼んでみました。 すると、森の奥から「...
散歩に出かけたぼくと弟は どちらが速いか、森までかけっこをしました。 ぼくは、弟になんか負けないぞと 弟を引き離して、ひとり森へと走りました。 でも、森の中は薄気味悪いし、 なんだか変なものがいっぱいいます。 ぼくは怖くなって「おーい」を弟を呼んでみました。 すると、森の奥から「おーい」と言いながら おばけが飛んできました。 ぼくがびっくりして逃げると、 あっちからもこっちからも 「おーい」と言っていろんなおばけが飛んできます。 ぼくはおばけに取り囲まれてしまいました。 実際には、ぼくが叫んだ「おーい」の声がこだまして 「おーい」と返ってきただけなのかもしれませんが、 ぼくの恐怖心が、ぼくにおばけの姿を見せたのかもしれませんね。
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今の片山健さんの画風と全く違うので、びっくりして奥付を見ると1969年初版の本。白黒の鉛筆画。独特の雰囲気。 奥行きが感じられる森の絵はエッツの「もりのなか」を、不気味で迫力あるおばけの絵は「かいじゅうたちのいるところ」を彷彿とさせる。森の「怖い魅力」が伝わってきてドキドキした。...
今の片山健さんの画風と全く違うので、びっくりして奥付を見ると1969年初版の本。白黒の鉛筆画。独特の雰囲気。 奥行きが感じられる森の絵はエッツの「もりのなか」を、不気味で迫力あるおばけの絵は「かいじゅうたちのいるところ」を彷彿とさせる。森の「怖い魅力」が伝わってきてドキドキした。4.5歳の子どもたちと読んでみたい。
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上の子はこの本先生に読んでもらってたらしい。でも、好きみたいです。自分で読んでました。下の子はおばけの話なので、そりゃあもう目が真剣でした。どきどき、わくわくが伝わってくるような真剣さ。もちろん、後でおばけごっこしました。
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