成功することを決めた の商品レビュー
遠山氏は、Soup Stock Tokyoをつくるにあたり、「スープのある1日」という物語形式の企画書をつくっています。ターゲットのイメージである、秋野つゆ 37歳は、独身で、食べる事が好きだけれども、それほど、お金はかけられない、という設定です。わかりやすさは、ステークスホルダ...
遠山氏は、Soup Stock Tokyoをつくるにあたり、「スープのある1日」という物語形式の企画書をつくっています。ターゲットのイメージである、秋野つゆ 37歳は、独身で、食べる事が好きだけれども、それほど、お金はかけられない、という設定です。わかりやすさは、ステークスホルダーの同意を得るため最も重要です。事業を推進していく上で、意思決定がぶれ難いと思いました。本を読み、ホームページを見て、店の考え方に感化され、店舗に足を運ぶ… マーケティング戦略にやられっぱなしです。
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筆者はこのビジネスを立ち上げたときに「スープで腹一杯になるのか」、「夏はどうなんだ」、「価格が高すぎる」、などのさまざまな反対意見が出たそうです。しかし、今では駅でよく見かけるスープの店になりました。 以前テレビ番組の『がっちりマンデー』でこの会社のスープを作っている工場を見た...
筆者はこのビジネスを立ち上げたときに「スープで腹一杯になるのか」、「夏はどうなんだ」、「価格が高すぎる」、などのさまざまな反対意見が出たそうです。しかし、今では駅でよく見かけるスープの店になりました。 以前テレビ番組の『がっちりマンデー』でこの会社のスープを作っている工場を見たのと、東京にいたころに結構いろいろなところ、特に駅中でこの店を見かけてなんとなく気にはなっていまして・しかし結局一度も利用することもなく東京を離れざるをえなかったのですが、偶然この本を見かけて、気になったので読んで見ました。 で、今回文庫化になったのを機会としてここにアップするしだいとなったわけです。もともと著者は三菱商事の商社マンでまったく畑違いの部署からケンタッキー・フライドチキンの日本法人に出向して、そこからこの事業を立ち上げたんだそうですね。商社というのは本当にさまざまな事業を手がけているのだなと、改めてそう思ってしまいました。立ち上げ時期のてんやわんやの苦労や失敗した店舗の撤退や赤字店舗を撤退する直前に味わったお金の恐怖が正直につづられていました。 著者は現在は独立してSoup Stock Tokyo、giraffe、Pass The Batonなどの運営会社である「スマイルズ」という会社の経営者になっているそうです。顔写真を見ていると、知り合いにそっくりでよくよく経歴を見ていると、ニューヨークで個展も開いている芸術家肌の人間だそうですね。なるほどなと思いました。近々上京した際にはスープストック・トーキョーで何か買って飲んでみたいと思っています。たぶん僕の腹にはたまらないと思いますが…。
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「ストーリーとしての競争戦略」を読み終わった後だったので、とてもよかった。 事業を展開するための、各要素がストーリーとして繋がっているからこそ成功したんだなっていうのがよくわかった。 悪い意味ではなく、教科書的な経営で成功した実例として大変参考になった。
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テンション上がった!取り急いでは明日結婚する2人が、世界で一番幸せ!と思えるよう花を飾ろうとと思う。
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Soup Stock Tokyoの創業者、遠山正道さんの一冊です。 KFCへの出向時代に生まれたビジネスを、その後年商30億円にまで引き上げたエピソードが綴られています。今までになかった新しいビジネスを作り上げ、「提供したいもの」にこだわって追求していく姿勢が伺えます。多くのビ...
Soup Stock Tokyoの創業者、遠山正道さんの一冊です。 KFCへの出向時代に生まれたビジネスを、その後年商30億円にまで引き上げたエピソードが綴られています。今までになかった新しいビジネスを作り上げ、「提供したいもの」にこだわって追求していく姿勢が伺えます。多くのビジネスエピソードがそうですが、読むと事を興したくなります。 エピソードに出てくる2つのキーワード「なんでこうなっちゃうの?」「低投資・高感度」は、限られた資源の中から新しいものを生み出すときに思い出したい言葉です。これからはモノを作って売る時代ではないような気がしてきました。 「Soup Stockはスープを売っている だけどスープ屋さんではない」ではなんなのでしょうか? 答えはこの本の中にあります。
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お店のコンセプトを作るのにとてもいい本ですよ、と紹介されて読んでみました。 Soup Stock Tokyoの誕生秘話や苦労話や気づきなどがわかりやすい口語体で書かれています。 本が苦手な人でもすらすらと読めそう。 「もっと普通の感覚でいいのに」という感性は働き始めてからずっ...
お店のコンセプトを作るのにとてもいい本ですよ、と紹介されて読んでみました。 Soup Stock Tokyoの誕生秘話や苦労話や気づきなどがわかりやすい口語体で書かれています。 本が苦手な人でもすらすらと読めそう。 「もっと普通の感覚でいいのに」という感性は働き始めてからずっと自分の中にあるので、初心に戻った気持ちになりました。
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元三菱商事、遠山さんのスープストック創業ストーリー。 KFC出向時代の企画書がなんといっても面白い。提案をするときに「ストーリー」を意識させることは必要不可欠だが、この企画所は「ストーリー」を飛び出して「ドラマ」になっていて、相当ぶっ飛んでます。 軍隊的なイメージの商事にもこんな...
元三菱商事、遠山さんのスープストック創業ストーリー。 KFC出向時代の企画書がなんといっても面白い。提案をするときに「ストーリー」を意識させることは必要不可欠だが、この企画所は「ストーリー」を飛び出して「ドラマ」になっていて、相当ぶっ飛んでます。 軍隊的なイメージの商事にもこんなユニークで面白い人がいるのですね。
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スープストックができるまでの歴史が書かれている。参考というより感心したことは、上司にスープストックという事業を説明するときに物語風の報告書を書いていることはすごい斬新で、独特のスタイルだと感じた。
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スープストックって今どうなってんのかな?それなりの値段とって良いもの提供するというのは素晴らしいことなんだが、このご時世ファーストフードとしてはどう評価されるんだろう?
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スープストックトーキョーの存在はちょうど1年ぐらい前に知った。田舎にはないからね。 ひとりで入って、素早くスープを2種類選んで、パンかライスでパンを選んで。いつも満員だけど、タイミングよく空いたカウンター席で、新宿駅を行き交う人たちを眺めながら、あったかいスープを食べた。ちょっと...
スープストックトーキョーの存在はちょうど1年ぐらい前に知った。田舎にはないからね。 ひとりで入って、素早くスープを2種類選んで、パンかライスでパンを選んで。いつも満員だけど、タイミングよく空いたカウンター席で、新宿駅を行き交う人たちを眺めながら、あったかいスープを食べた。ちょっと高いけど、おいしくて、それでいてスープだけでおなかいっぱいになる。いいなあと思った。 そんなスープストックトーキョーが生まれる前と、生まれてからのお話。ある一人の商社マンが、ふと思いついたワンシーン。女性が一人でスープをすすっているシーン。そこからすべてが始まった。 そんな小さなアイデアの種がここまで大きく膨らんだ行程がほんとにすごい。最初の企画書を読んだ時点で、なんか鳥肌立った。その企画書の段階で、今現在のスープストックトーキョーの姿がもう描かれてた。ほんとにすごいなと。 遠山さんのスープみたいなあったかさと人を惹き付ける吸引力みたいなのがよく伝わってきました。 近いうちにまたスープストックトーキョー行きたいな。
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