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トコトンやさしいゴムの本 の商品レビュー

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2012/09/14

ゴムにまつわるさまざまな話。 組成に歴史、使われている物や製造会社まで、パッと読める短い文章で綴られている。 前書きの一人称が「私たち」であーこれ嫌いかもなーと思うが中身をみたらそうでもなかった。 「これ一冊で」とか「よくわかる」系の本によくある文章のページと図のページが交互に...

ゴムにまつわるさまざまな話。 組成に歴史、使われている物や製造会社まで、パッと読める短い文章で綴られている。 前書きの一人称が「私たち」であーこれ嫌いかもなーと思うが中身をみたらそうでもなかった。 「これ一冊で」とか「よくわかる」系の本によくある文章のページと図のページが交互にくる形式。 講義をきいてから講義内容をメモしたノートを読んでいるみたいでまどろっこしいがわかりやすいことはわかりやすい。 文章が雑というか、字数制限のせいもあるだろうけど無理な省略や誤字脱字が目立つ。 オレンジ背景のコラムページが目に痛い。 内容は興味深いので深く考えずに読めば面白い。 自分がこの分野にまったく無知なこともあり、なるほどそうなのかという発見がたくさんある。 文房具に建物に医療器具にスペースシャトル、小さなことから大きなことまでいたるところで使われている。 ゴムってこんなに万能な物質なのか! でもところどころ読んだことがあるような文章が…wikiで読んだんだ!(ガムとか)参考文献が同じなのか有名なエピソードなのか。。。 小学校の校庭に立てたタイヤを半ばまで埋めた馬飛び用遊具があった。 ひとつだけ大型車かなにかの巨大なタイヤがあって、それだけは飛べないからよじのぼったり内側に入ったりして遊んだ。 タイヤの内側は安心できる場所だった。ということを思い出した。

Posted byブクログ