スーサ の商品レビュー

あさのあつこ【著】

2011/08/03

ファンタジーはそんな好きじゃないけど、やっぱ夢に溢れてて悪くはないなぁと思いました。あと、表紙の絵も可愛い。

スーサという商人がイイ奴でした。もっと無茶苦茶な性格でも面白いのにな～と感じたぐらい。
歩美はポケポケした子かと思いきや、割としっかりした、頑固者。
面白いけど、些か子供向けって感じがした。

2011/07/28

小学生？向けのファンタジーでした。設定は複雑ではないけど、
ラストは良かったと思う。もっと若い頃に読みたかった。

2011/07/21

少年少女向けの冒険ファンタジーかな。

第一部は、鍛冶屋の娘が殺され、親が犯人を捜すため「スーサ」と呼ばれる時空を超えてあらゆるものを売り買いするという幻の商人と取引する。スーサは死んだ娘の首をギロチンで首を無くした女王（の亡霊）に売り、女王の助けを借りて犯人が国王の長男だと公の席で明らかにする、という物語。

第２部は、親友とのちょっとしたすれ違いを気にして手紙を出しに行った帰りに交通事故死した友香に会いたいと願った中学生の歩美の前に、第一部の話を友香の祖母がしてくれた「スーサ」が現れ、歩美の長い黒髪と取引する。
歩美とスーサは時空を超えて旅をし、争う２つの部族に平和をもたらすために出現する女神の人形に黒髪を提供するが、女神の人形に魂を提供したのが友香だったので、会うことができた。という不思議なお話。

2011/07/01

歩美は14歳。夢見がちで、「フシギちゃん」と呼ばれている。運動は苦手。親友の智香は陸上部のキャプテンで人気者だ。智香の祖母・文子が語ってくれた、時空を超えてあらゆるものを売り買いするという幻の商人“スーサ”の話に歩美の心はふるえた。ところが、智香は事故で急逝。もう一度、智香に会いたいと願う歩美。深夜、“スーサ”が現れ、歩美の漆黒の長い髪と交換に取引が成立。歩美の冒険が始まった（「ＢＯＯＫ」データベースより）

村の美しい娘の首を売買するファンタジーめいたお話と、
死んでしまった親友に会うために黒髪をスーサに売る女の子の現代のお話の２編が収録されています。
好みでいったら一話目のようなファンタジー路線でずっと進めてほしかったかな～。
二話目は良くも悪くもジュブナイル向けすぎて物足りなさを感じました。
恋愛フラグ立ってないのに、いきなりラスト辺りでああなっちゃうのも萎える・・・。
いくらでも続編が書けそうな設定なので、いつか２巻目が出てきそうな気もしますね。
その時はぜひファンタジーオンリーでお願いしたいです～～～。

2011/06/22

スーサは商人である。彼らは、望めばなんでも商ってくれる。

ティーン向けっぽいのでさらっと読める。
シリーズになるかなあ。結構雰囲気が好きだ。

2011/07/03

　初めは、頼りなくて人に頼って流されていた歩が強い意志を持ち、自分の力で何かを成し遂げようとするところが、千と千尋の神隠しににている。周りの者をまっすぐな心で見つめる目も似ているかもしれない。

2011/07/16

なんでも扱う商人「スーサ」。イメージ的にはスナフキンって感じなんだけど、裏のスナフキンかな。商人であるいじょう、何かを手に入れている筈。でもそれはなんだか分からないけど、まあいいか。

2011/05/12

親友だった少女を亡くしてしまい、「もう一度会いたい」と願う不思議ちゃんのアユミ。
そんな彼女の前に現れたのは、トモカのおばあちゃんが話してくれた“スーサ”と呼ばれる商人。
中学生の少女が、商人に導かれトモカに会うために不思議の世界へ旅立つ。
まじめな少女のまじめなお話。（馬鹿にしているわけではなく、こんな子どもばかりだったらいいのにね。）