虹の彼方に(上) の商品レビュー
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物語的にはフルフロンタルの心がサイコフィールドの中で明らかに!リディ&アルベルトの振られた男同盟は明日をつかめるのか? そして、モビルスーツ的にはフルアーマーユニコーン、ローゼン・ズール、シナンジュ、クシャトリア・・・と出てくるが、何よりジェスタの見せ場ktkr!
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2018/1 6冊目(通算6冊目。)。ラプラスの箱の座標がインダストリアル7を示し、そこへ向かうバナージ達ネイル・アーガマ。その行く手にフル・フロンタルらが立ちはだかり、戦いが始まる話の筋。マリーダさんの死はバナージ、ミネバ、ジンネマン、リディらにショックを与える。でも彼女が去る間際に彼らに残していく思いが何かグッとくるんだよな。次はいよいよ最終巻。話がどうなるか。引き続き読んでいきたいと思う。
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いよいよ最終決戦です。 アニメ版では無かったアンジェロの過去が描かれています。 アニメ版ではただの嫌なやつだったけど、これを読むと見方が変わります。 そしてなんと言ってもマリーダ。 アニメ版よりも内容の濃い感じとなっています
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ネタバレ 良い意味でアニメーション等の映像作品とは違う、小説の醍醐味を感じさせる一作。また、富野喜幸氏の小説版「機動戦士ガンダム」(アムロが軍人設定の作品)を、これまた良い意味で彷彿させる。ニュータイプの感情・記憶などの交感シーンは、映像作品では感覚的になりがちで、その意味するところが捉まえにくい(如何様にも解釈できそう)。が、小説ではその心理・感情面の複雑さ、過去の記憶の内実を細かく描写することが可能。本巻ならアンジェロの最期がその一つかと。小説版ガンダムⅡラストのクスコ・アルを想起させるアンジェロの境遇(ララァも裏設定も同様か)。この極彩色に彩られる悲劇のシーンを丁寧に描けるのは小説の醍醐味であり、感情移入できなかったアンジェロに重要な意味を入り込ませたのは小説表現と著者の描述力によるものだろう。また、ララァとアムロ、カミーユとフォウ、サラとカツ、プルとプルツー等々生と死が人を引き裂く現実。本巻のマリーダの見せた奇跡は、Gシリーズで連綿と続くもの。中でも特に小説版ガンダムⅢのアムロの○○シーンを髣髴とさせる。まさに小説でこそ描写できる重厚さである。映像版を先に見ずに読破したことを良とし得た著者に感謝。
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マリーダ散る・・・・。 「ガンダム」に泣かされるとは(苦笑)。 「赤い彗星の再来」の生死は? 若い二人の運命は? 地球で蠢く陰謀の帰結は? 次で最終巻。読み終えるのが寂しすぎるけれど、すぐにも読まずにはいられない。 ★4つ、9ポイント。 2,016.06.14.古。 ※「...
マリーダ散る・・・・。 「ガンダム」に泣かされるとは(苦笑)。 「赤い彗星の再来」の生死は? 若い二人の運命は? 地球で蠢く陰謀の帰結は? 次で最終巻。読み終えるのが寂しすぎるけれど、すぐにも読まずにはいられない。 ★4つ、9ポイント。 2,016.06.14.古。 ※「人間だけが、神をもつー」 福井さんの持論かな?とってもデジャヴュな感じがする。
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いよいよ最後に近づいてきたが、物語は、「ラプラスの箱」の最後の座標となるインダストリアル7へと向かう道中となる。 箱の流出を阻止しようとする、ローナン議長とマーサ、箱の中身を見極めようとするバナージとミネバ、箱を我が物にしようとするフロンタルとそれを支えとするアンジェロ、そして、...
いよいよ最後に近づいてきたが、物語は、「ラプラスの箱」の最後の座標となるインダストリアル7へと向かう道中となる。 箱の流出を阻止しようとする、ローナン議長とマーサ、箱の中身を見極めようとするバナージとミネバ、箱を我が物にしようとするフロンタルとそれを支えとするアンジェロ、そして、箱の流出を阻止としつつ、己の復讐に燃えるリディとアルベルト、役者は揃い、互いの思惑が錯綜していく。 ネタバレを覚悟に書くと、この巻では二つの大きな出来事が起きる。 それはアンジェロの死とマリーダの死である。 この二人の死とニュータイプの可能性には大きく関与してるが、この二人は全く対照的な死に方をしていて、個人的に凄く心に残った場面だった。 アンジェロはバナージとの戦いの中、サイコフィールドに包まれ、バナージを識り、また、アンジェロのことをバナージは識る。 バナージはこれに対し、「こうして通じ合えることができる」と争うことをやめるように呼び掛けるが、アンジェロは自分が背負ってる過去から、バナージとは違いすぎると感じ、また無遠慮に自分に入ってきたバナージを受け入れなかった。最終的には自分の聖域を守るため、自ら命を絶つという行動に出る。 一方でマリーダは、リディが撃ったビームから、ネェルアーガマを守るために自らが盾になり、命を落とす。 その際に、まわりに発生していたサイコフィールドを介し、まわりの人間たちに様々な想いを伝えていった。 マリーダは最後まで絶望することなく、むしろそれで納得という思いすら見える。 マリーダはアンジェロと同じように、幼少期に性的暴行を加えられ、また体に大きな傷を残している。しかし、アンジェロは決して自分を見ないフロンタルを信仰したのに対し、マリーダは父とも呼べるジンネマンから光を与えられていた。 二人を分けたのは、こうした人との出会いなんだろうかと思い、自分なら・・・と考えさせられる物語だった。 ニュータイプの可能性は、互いを知り、争いのない世界を生む可能性を持ちつつ、時に強引に人に干渉することで、人を壊す一面も持っている。使う人次第というのであろうが、必ずしもいい場合ではないというのもあり、非常に考えさせられると思った。 物語はいよいよ最終章へ突入する。 ラプラスの箱がなんなのか、そして、ニュータイプとして覚醒したバナージがどこに向かうのか、続きが非常に気になる。
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まず マリーダさん!! と叫びたいですね。 (ノ_・、)シクシク あとは いままでの本にくらべると 本の厚さが薄いなぁ~と う~ん 戦闘メインだねぇ~ アンジェロってこんな過去が! アニメで語られてなかったような気がするなぁ ってな感じの本でした。 いよいよ次で最後です。
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福井晴敏の"機動戦士ガンダムUC"第9巻。最終エピソードの上巻です。冒頭からフルアーマーユニコーンガンダムの強さにしびれます。このまま一気に飛ばすのかと思ったら…。アンジェロとの戦闘やフル・フロンタルとの戦闘では、バナージとの想いの共有が思わぬ自体を引き起こし...
福井晴敏の"機動戦士ガンダムUC"第9巻。最終エピソードの上巻です。冒頭からフルアーマーユニコーンガンダムの強さにしびれます。このまま一気に飛ばすのかと思ったら…。アンジェロとの戦闘やフル・フロンタルとの戦闘では、バナージとの想いの共有が思わぬ自体を引き起こしたり、リディとの戦闘ではマリーダさんが…。この部分では目頭が熱くなりました。やはり、ガンダムシリーズは後半に向けて死の影が色濃くなって来ますね。ラプラスの箱の正体と生き残った人々の想いの辿り着く先が虹の彼方へ向かうのか、物語のラストへ…。
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ユニコーンで一番泣ける巻に違いない(10巻読んでないけどさ) 闇堕ちリディのクソヤローっぷりと、戦場で響き合う失恋ボーイズに呆れて最初笑ってしまったが、「取り返しのつかないこと」をしてしまった後のリディは、だいぶかわいそうだった。 しかし目下最大のクソヤローはフロンタルなのだった。アンジェロもかわいそうな奴だったなぁ。 次はいよいよ最終巻です。
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ほとんどネェル・アーガマとネオジオン艦隊の戦闘。 アンジェロらの回想も少しだけ。 戦闘シーン、やっぱり映像には叶わない~。 読むスピードも落ちてしまう。 ミネバよりヒロインをやっていたマリーダの死、フラグはたっていたけど実際にそうなってしまうとへこむ・・・。
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