つまらない人生入門 の商品レビュー
例えばスーパーで買い物してるときとか、運転中とか、月曜の朝とかに何か意気消沈する出来事が起きてしまい、それをズルズルと引きずって家に帰り、 帰ってからも出来事を反芻しなんとなく悲しい気分のまま過ごしていましたが、 自分は『違和感』から『脱力感』『無力感』を感じ、『被害感』を経て今...
例えばスーパーで買い物してるときとか、運転中とか、月曜の朝とかに何か意気消沈する出来事が起きてしまい、それをズルズルと引きずって家に帰り、 帰ってからも出来事を反芻しなんとなく悲しい気分のまま過ごしていましたが、 自分は『違和感』から『脱力感』『無力感』を感じ、『被害感』を経て今は『嫌悪感』を感じている、と感情をモニタリングできるような気になりました。
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文章と漫画で二度、おいしい。ネガティブゆえに愛おしい人間の業を、しみじみ描き出す。(アマゾン紹介文) 13のネガティブな「〇〇感」を題材にした、著者のエッセイ。 文章は読みやすく、漫画も面白い。 …んだけど、ちょっと露悪的すぎるかなーと思いました。
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精神科医の春日さんの手にかかると 中二病もきちんと言葉で表現されて味わい深い読み物になる。 現実の話なのにフワフワと不気味で不思議な感覚。
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いつか思い出してまた読み返すかも。 巻末対談の、「違和感をスルーせず、わかる日が来るまで気持ち悪いまま抱え続けられるかどうか」という話はなんとなく納得。
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春日先生と吉野朔美のコンビ。前作に比べるとちょっと失速か。『第11話 被害感』のマンガが非常に恐ろしい。
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脱力感、焦燥感、誇大感、喪失感、孤独感、絶望感、嫌悪感、、、。人間だれしも感じることのあるネガティブな感情を巡るエッセイ、漫画。詰まらない人生だからこそ、こういう感情とうまく折り合いをつけなければ、なんちゃって、そんな前向きな本では、別にありません。
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春日先生の思い出話と、吉野さんのミニマンガで構成されている。 精神科医にはやたらめったらポジティブ礼賛みたいな方もおられるけれど、春日先生のいい意味で根性悪なトーンが好きだし、信用できる感じがする。 吉野作品に出てきた、エビカニが嫌いな男の子は春日先生の甲殻類嫌いをネタにして...
春日先生の思い出話と、吉野さんのミニマンガで構成されている。 精神科医にはやたらめったらポジティブ礼賛みたいな方もおられるけれど、春日先生のいい意味で根性悪なトーンが好きだし、信用できる感じがする。 吉野作品に出てきた、エビカニが嫌いな男の子は春日先生の甲殻類嫌いをネタにしているのかなーと思った。
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吉野朔実さんと吉野さんのエッセイでお馴染みの春日武彦先生の共著。 「絶望感」、「喪失感」、「嫌悪感」等13のテーマについて、春日先生がエッセイを吉野朔実さんが漫画描いている。 私にとって最も身近なテーマは「不安感」。 家族の死を想像して不安になるとか、底なし穴のある部屋を夢に...
吉野朔実さんと吉野さんのエッセイでお馴染みの春日武彦先生の共著。 「絶望感」、「喪失感」、「嫌悪感」等13のテーマについて、春日先生がエッセイを吉野朔実さんが漫画描いている。 私にとって最も身近なテーマは「不安感」。 家族の死を想像して不安になるとか、底なし穴のある部屋を夢に見るとか、なんとなく分かる。 私は子供の頃に自分の家の場所が分からなくなり、探し回るというパターンの夢をよく見た。 その夢を思い出すと今でもあの時の不安が再現されて気分が悪くなる。 こんな不安感も、なければ人生が平板になりつまらないのだろうか?
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春日先生の鬱屈がじんわりと伝わってきて、全然すっきりしないのに、なんだか心がおだやかに凪いでいくような気がする。 吉野さんの漫画がまたいいね。
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第1話絶望感第2話喪失感第3話嫌悪感…と続く。それがあるのが「つまらない人生」、なのではなくその逆、であるらしい。味わい深い題名です、でもって春日先生はこうしたことを面白いと思って面白がって見ている、のであるらしい。わたしは面白いとは思ってもみなかったのである、が読んだらしみじみ...
第1話絶望感第2話喪失感第3話嫌悪感…と続く。それがあるのが「つまらない人生」、なのではなくその逆、であるらしい。味わい深い題名です、でもって春日先生はこうしたことを面白いと思って面白がって見ている、のであるらしい。わたしは面白いとは思ってもみなかったのである、が読んだらしみじみじりじり面白かった。あぁつまらなくはない人生(多少は)。
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