わざ言語 の商品レビュー
「わざ」をいかに言葉で伝えるか。 不立文字の世界をこれだけアカデミックに追及した内容は非常に素晴らしい。 後半にある各分野のトップレベルの人たちの「わざ」の学習体験や指導論は非常に面白かった。 内容を全部を理解するのは難しいですが、非常に勉強になる内容で大変おすすめです。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
学習者が指導者から学ぶべきものとは何か。それはどのような言葉で促されるのか。第一線で活躍する指導者や実践者との対談を通して、「わざ言語」が実践の場で作用する構造を明らかにする。 目次情報 第1部 「わざ言語」の理論(「わざ」の伝承は何を目指すのか―TaskかAchievementか;熟達化の視点から捉える「わざ言語」の作用―フロー体験に至る感覚の共有を通した学び;スポーツ領域における暗黙知習得過程に対する「わざ言語」の有効性―動作のコツ習得過程において「わざ言語」はどのように作用しているのか;「文字知」と「わざ言語」―「言葉にできない知」を伝える世界の言葉「わざ言語」が促す看護実践の感覚的世界 ほか) 第2部 「わざ言語」の実践(「歌舞伎」の「わざ」の継承と学び―「役になりきる」ことに向って(五代目・中村時蔵)しむける言葉・入り込む言葉・誘い出す言葉―創作和太鼓の指導実践から(佐藤三昭)感覚との対話を通した「わざ」の習得―感覚人間としての陸上体験(朝原宣治)スピードスケート指導者が選手とつくりあげる「わざ」世界―積み上げ、潜入し、共有する(結城匡啓)「生命誕生の場」における感覚の共有(村上明美))
Posted by
こちらのブログで知りました。言語以前の感覚やコツの共有、またはその言語化等々。 http://akyoshi.cocolog-nifty.com/knowledge_design/2011/04/post-c169.html
Posted by
- 1