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竹田教授の哲学講義21講 の商品レビュー

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10件のお客様レビュー

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2024/04/02

哲学のおすすめ本であった。一つ一つあるいは2つで一人の哲学者の思想を説明している。書き方は話しかけのようであり、一見わかりやすいように書いてはいるがわかりにくい。学部生がこれを読んで理解できるかは不明。

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2020/10/17

対話者の前提知識レベルが高すぎる。 ヴィトゲンシュタインがおもしろいと思ったし、ひとつひとつの哲学者を関係立てて話してくれるから、おもしろい。けど初心者には割と難解。

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2020/09/26

古代ギリシアから近現代までの哲学者の思想の「コア」な部分について、一般的な解釈とは異なる本質が解説されている本。ということだったが、個人的な解釈による説明だったということ、学生が質問し著者が答えるスタイルや口語体と文語体が混じる表記などは読みにくく、残念だった。

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2020/01/06

代表的な哲学者とその特徴について、ある程度理解できている人向けの本。哲学をちゃんと語れる人が読めばきっとすっごくおもしろい本なのだろうが、私はそこに至らず… ときを置いてまた読んでみたい。

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2017/11/30

先生役の竹田が1人の学生に講義をおこなうというスタイルの本で、プラトンからハイデガー、ソシュール、ウィトゲンシュタインまで、主要な哲学者たちの思想について解説されています。 16人の思想家がとりあげられていますが、通り一遍の解説ではなく、著者自身の解釈が前面に押し出されています...

先生役の竹田が1人の学生に講義をおこなうというスタイルの本で、プラトンからハイデガー、ソシュール、ウィトゲンシュタインまで、主要な哲学者たちの思想について解説されています。 16人の思想家がとりあげられていますが、通り一遍の解説ではなく、著者自身の解釈が前面に押し出されています。まったくの初心者向けの入門書というよりも、一通り哲学史の知識のある読者に向けて、著者自身の哲学史の見方を語った本と言えそうです。 著者自身のフッサール解釈については『現象学入門』(NHK出版)、ホッブズやルソー、カント、ヘーゲルといった近代哲学の解釈については『近代哲学再考』(径書房)、ポストモダン思想や分析哲学の批判については『言語的思考へ』(径書房)がくわしいですが、本書はそれらのより本格的な論考に読者が取り組むための導入の役割を果たしてくれる内容だといえるように思います。

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2014/01/19

決して平易ではなく、ある程度素養がないとさっぱり分からないと思う。 ただ、ある程度素養がある人にとっては、かなり理解ができるし、目からウロコの講義がいっぱい。 もう20年くらい竹田青嗣の読者だけど、本書でやっとフッサールの核心が分かった気がする。なんちゅうアホな読者や。。。

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2012/07/27

 ソクラテスからハイデガーまでの哲学の問題の推移がわかりやすい。それにしてもカント、ヘーゲル、カント、フッサール、ハイデガーの著作を読まないことには(原典は無理にしても)本当のところの哲学の思索は始まらないと実感する。  積ん読してある世界の名著にとりかかる準備ができるのはいつ...

 ソクラテスからハイデガーまでの哲学の問題の推移がわかりやすい。それにしてもカント、ヘーゲル、カント、フッサール、ハイデガーの著作を読まないことには(原典は無理にしても)本当のところの哲学の思索は始まらないと実感する。  積ん読してある世界の名著にとりかかる準備ができるのはいつのことだろうか?

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2011/12/24

読み終わった!!!めっちゃ面白かった!! アメリカに持ってって読み始めたものの、読み終わったのは帰国して10日後。 同じ場所を三回くらい読みなおさないと意味が分からないくらいの文章ではあったけど、理解してみればすごく面白いことを言っていて、哲学の世界がめっちゃ広がった。 飲茶や...

読み終わった!!!めっちゃ面白かった!! アメリカに持ってって読み始めたものの、読み終わったのは帰国して10日後。 同じ場所を三回くらい読みなおさないと意味が分からないくらいの文章ではあったけど、理解してみればすごく面白いことを言っていて、哲学の世界がめっちゃ広がった。 飲茶や内田樹の本で基礎知識を付けた後に読むといいかも。 哲学者の思想を20人ほど紹介していく本で、応答形式。 最後あたりのソシュールの『ラングとパロール』の章には震えた。 言語の一般理論から始まる考察が、社会の一般理論にまで範疇を伸ばしうるとは。 構造主義にはこういう感動があってハマってしまう。 また別の竹田先生の本を読んでみようかしらー。

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2011/08/08

真実などない、とか、難しいから価値があるといったよくある哲学に対する誤解を解くとともに、本質をつかみ出す思考をどう組織するかについて示唆に富む。 あまり筆者が取り上げてこなかった哲学者も含めて俯瞰的に語ったことで、どのように考えが鍛えられてきたか辿りやすい。

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2011/06/08

西洋哲学者を1人ずつ取り上げて対話形式で解説、という最近よくあるパターンだけど、内容は、少なくとも素人の私にとっては本格的な哲学書。難解な箇所もあったがポイントが明確で理解しやすい。 主なテーマは、「認識ってなんだろう?」。一方で、正直なところ「それがなんだろ?」と問いかける自分...

西洋哲学者を1人ずつ取り上げて対話形式で解説、という最近よくあるパターンだけど、内容は、少なくとも素人の私にとっては本格的な哲学書。難解な箇所もあったがポイントが明確で理解しやすい。 主なテーマは、「認識ってなんだろう?」。一方で、正直なところ「それがなんだろ?」と問いかける自分もいる。 繰り返し読みたい一冊ではあるが、一般市民としては正直なところ、より身近な人生論的な「哲学」を求めたいという感想もある。

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