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鼠、影を断つ の商品レビュー

3.8

10件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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2016/03/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

江戸を騒がす義賊・鼠小僧。 その昼の顔は“甘酒屋”の次郎吉と呼ばれる遊び人。 果たし合いの仲裁をしたり、身投げ娘を助けたり…。 弱きを助け、強きをくじく。 いなせで気っ風のいい江戸っ子・次郎吉が、妹で小太刀の達人・小袖と共に市井の事件を解決していく、大人気時代小説。 (アマゾンより引用) 時代物は読まないようにしてたんだけど、以前このシリーズを間違えて借りてしまって、読んだら意外と面白かった(笑) 赤川次郎の時代物だけは借りようと思って同シリーズをまた借りてみた(o`∀´o) 短編集です。 時代物だけど、赤川次郎だけに(?)さくっと読める

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2014/03/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

鼠、江戸を疾るシリーズ第3弾。今年1月9日よりNHK木曜時代劇で放映された赤川次郎さんにとって初めての時代小説。地元の図書館にこの巻だけあって借りる。次郎吉がなじみの小料理屋で飲み、寝入っているところ隣家の母と幼い娘が住む家が原因不明の火事となり、次郎吉の機転で延焼を防ぐ、焼け出された母子の面倒を見る次郎吉の妹小袖だったが、母子の周辺に見え隠れする怪しい人物。何かあると感じた矢先、今度は小料理屋が火事に…。人情あつい次郎吉と小太刀の達人・小袖のやり取りが、三毛猫ホームズシリーズの片山兄妹のようで懐かしい。 「鼠、江戸を疾る」シリーズ一覧。1.鼠、江戸を疾る 2.鼠、闇に跳ぶ 3.鼠、影を断つ 4.鼠、夜に賭ける 5.鼠、剣を磨く 6.鼠、危地に立つ(2013年12月25日発売)

Posted byブクログ

2014/02/15

シリーズ3作目で、すっかり嵌まってきました。結構重い話もあるんですが、赤川さんの筆力で読ませてくれます。

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2013/02/11

鼠シリーズ三作目。 (ニ作目はまだ読んでいないが) 新しいキャラも登場。 新しいキャラが、身をうることなく、自分の道を歩けることになったのがとても嬉しい。 人情あふれる長屋も微笑ましい。 こんな人情、現代では少なくなっている。 困っていたら助ける。 それは普通のことなのだが。...

鼠シリーズ三作目。 (ニ作目はまだ読んでいないが) 新しいキャラも登場。 新しいキャラが、身をうることなく、自分の道を歩けることになったのがとても嬉しい。 人情あふれる長屋も微笑ましい。 こんな人情、現代では少なくなっている。 困っていたら助ける。 それは普通のことなのだが。 最後の章は、怪奇談的な要素が入っていて、赤川次郎らしいなーという感じ。 このシリーズ、やはり面白い。

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2012/02/27

シリーズ第3弾。 もはや鼠小僧の出番はなく 必殺仕事人姉妹の色合いに。 夕方の再放送時代劇を見ているかのよう。 【図書館・初読・2/27読了】

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2011/11/10

鼠シリーズの第3弾。 赤川次郎のミステリーはどれも好きなんですが、このシリーズは絶対的な探偵がいないのが特に好みです。発刊ペースが速い作家さんなので、どんどん新しい話が読めるのも好み。 第3弾では新たなレギュラーも登場し、このままドラマ化しないかなーと期待しています。 サスぺリ...

鼠シリーズの第3弾。 赤川次郎のミステリーはどれも好きなんですが、このシリーズは絶対的な探偵がいないのが特に好みです。発刊ペースが速い作家さんなので、どんどん新しい話が読めるのも好み。 第3弾では新たなレギュラーも登場し、このままドラマ化しないかなーと期待しています。 サスぺリア・ミステリーという月刊誌でたまに漫画化はしています。

Posted byブクログ

2011/09/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

時代小説、鼠小僧次郎吉。 弱きを助け、強きを挫く。 本当にあった話かのように描いている。 ついつい、次郎吉の視点でのめりこんでしまう。 どんどん書き継いで欲しい。 日本のよき文化の継承。

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2011/06/24

赤川次郎はどうも苦手で… 「」内のやりとりだけで物語が進んでいく展開が好みじゃないのです。 でも時代物はけっこうよかったな。 あさのあつこの木練柿ほどのインパクトと意外性はなかったけど。

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2011/07/19

鼠小僧次郎吉シリーズ三作目。何も今更赤川次郎を読まなくてもよかろう・・なんて、普通なら手にとらない本だったと思うのだけど、信頼する書評家さん(東えりかさんです)のお勧めにより一作目を読み始め、なんだ、これは〜〜〜!という面白さ。うん、やっぱりプロの言うことは聞くものですね。(*^...

鼠小僧次郎吉シリーズ三作目。何も今更赤川次郎を読まなくてもよかろう・・なんて、普通なら手にとらない本だったと思うのだけど、信頼する書評家さん(東えりかさんです)のお勧めにより一作目を読み始め、なんだ、これは〜〜〜!という面白さ。うん、やっぱりプロの言うことは聞くものですね。(*^_^*)ひゅ〜と冷たい風が背中を通り抜けるような話の流れながら、温かいものも巧みに織り込まれていて、赤川次郎、上手いぞ〜〜!と、こんなところで素人が褒めてもしょうがないのだけど。^_^;前作の感想にも書いたけど、遊び人として世間を渡っている次郎吉を「甘酒屋」と称するセンスがすっごく好き。もちろん、甘酒を売っているわけではなく、でもそう呼ばれる彼の持つ雰囲気がすとんとよくわかるんですよ。小太刀の名人でもある妹のお袖の作り込みがまたよくてね。さっぱりしてて、粋でもあり、可愛らしさも備えていながら非情な場面では冷静に対処できるという。たまもひさんも書かれていたけど、ドラマになったらとても面白いものになると思う。基本的にテレビドラマは見ない私ですが、これだったら見たい、と本気で思います。(*^_^*)

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2011/09/06

「鼠」シリーズ三作目。二作目の凄惨さが薄れて読みやすかった。まあ相変わらず人は死ぬんだけど。あっという間に読めてしまうし、ちょっと強引なところもあるが、有無を言わせぬおもしろさがある。プロの仕事、という感じ。可愛い子役や、きりっとした女医さんも登場して、やっぱりこれはドラマ向けで...

「鼠」シリーズ三作目。二作目の凄惨さが薄れて読みやすかった。まあ相変わらず人は死ぬんだけど。あっという間に読めてしまうし、ちょっと強引なところもあるが、有無を言わせぬおもしろさがある。プロの仕事、という感じ。可愛い子役や、きりっとした女医さんも登場して、やっぱりこれはドラマ向けでしょう。必殺シリーズみたいな辛口の時代劇にしたらいいんじゃないかなあ。

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