月光条例(13) の商品レビュー
チルチルの回想編。 マッチ売りの少女のハナシ。 いつになったら、現在に戻ってくるんや、と。 だいたい、ハナシの流れは、わかってきたけど、 そっから、なんで月光にいきつくのかが、まだわからん。
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前巻ぐらいから、月光の正体が、見えてきたかな。 これで、全然、違う人だったりしたら怒るよ(笑)でも、もう一ひねりありそうです。
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いよいよ判明した月光の正体。不幸せな物語の登場人物を幸せにするために足掻く姿に感動するけど、哀しい物語だからこそ描けるコトって確かにあるんですよね。
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やはりあのキャラがその後の「月光」に?緊迫する13巻、マッチ売りの少女編は「作家とは何か」「物語ることとはどういうことか」についてメタ言及されるハイクオリティなエピソードとなっている。目が離せない!
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マッチ売りの少女が不幸になる理由の作者なりの解釈がよかった。月光=チルチルは確定だけど。細かいエピソードは次巻かな。
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前巻からの流れでチルチルが月光だってすぐわかってたのに、わかってるストーリーを読ませる藤田さんってやっぱ持ってるよなあってこないだ人と話しました。読んじゃうよね。単純におもしろいんだよなー。
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帯がイイよな。>>「マッチ売りの少女の結末がいにいらなかった。なんでかわいそうな女の子がかわいそうなコトになっちまうんだよ!!」うしおととら第一巻より。20年後、藤田和日郎が見つけたひとつの答えが、ここに。
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青い鳥の主人公「不幸な話」をハッピーエンドにするために暴挙に出るが・・・ 次の話は「マッチ売りの少女」です。コミック帯のうしおととら一巻の答えがここにはなかなか良かった
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2011 4/21読了。WonderGooで購入。 満を持しての、藤田和日郎が『月光条例』という作品を描き始めた以上、描かないわけには行かないし、描きたかった話でもあろう、「マッチ売りの少女」編。 帯にも書かれているし、自分もはじめて『うしおととら』の1巻を手にとって藤田和日郎のコメントを読んだ時からずっと覚えてた、「なんでかわいそうな女の子が、かわいそうなコトになっちまうんだよ!!」へのひとつの答え。 『うしおととら』で別の答えも示していた(英雄不要論序説、という形で)けれど、それともまた違う、その後の20年の中で藤田和日郎自身が幾人ものキャラクターを不幸にしてきて、それでも描きたいことを描いたからこその答えでもあるんだろうか。 そう考えると、「アンデルセンの額が広いのはそういうことか?」とか勘ぐってしまう(笑) 「自分でもわからなくなった」っていうのも、最後に「いいよ、って言ってくれた・・・」ってへたりこんでいるのも、それ自身作品であり創作ではあるんだけれど、藤田和日郎本人の言葉かも知れないって思うと・・・。 一方でマッチ売りの少女の父親たちをチルチルが蜂の巣にしているのは、「なんでかわいそうな女の子が、かわいそうなコトになっちまうんだよ!!」っていう当初からの怒りを顕著に見せているようでもあって、巻末にある「自分が長いこと憎んできた悲劇にも、何か、許したくなる部分は存在するような気がします」ってコメントもまた本音なのかもなあ、と思う。 あんたその言い方だと実は全然許してないだろ、っていう。 さて、マッチ売りの少女編自体はまだ続くし、月光の秘密もいよいよ一端が明らかになりそうで、引き続き期待。 そして巻末漫画。 急にどうしたんだろうって思ったが、そうか、これは(明示されていないけど)震災を受けてのことか。 「けれど、人間は負けるようには造られていないんだ」 『老人と海』、もう一度読みなおそうかなあ・・・。
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