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ネットショップ検定公式テキスト(2011年版) の商品レビュー

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2012/08/07

 現在、日本の全消費の1割がインターネットを通じて購入されていると言われている。総額を大きく持ち上げる不動産やクルマなどの大型商材がネットを通じて買われない現状を考えると、実際に身の回りにある消費の比率はもっと高い比率となっているはずである。  ネット販売のバックヤードには、ネ...

 現在、日本の全消費の1割がインターネットを通じて購入されていると言われている。総額を大きく持ち上げる不動産やクルマなどの大型商材がネットを通じて買われない現状を考えると、実際に身の回りにある消費の比率はもっと高い比率となっているはずである。  ネット販売のバックヤードには、ネットからは見えない数多くの人々が働いている。そう考えれば、ネット販売のための要員育成と言うことも求められる。この検定は、そうした育成も念頭に置かれている。  本書籍は、「ネットショップ検定」受験のための公式テキストとして編纂されたものである。その性格上、ネット販売のノウハウであるとか、売り上げ向上に直接つながるような内容ではない。  逆に、ネットショップ検定を受検するには、当然のことながら必須の書籍であり、その範囲も「インターネットショップの概略」から、運営上関わる「法律」や、梱包方法なども含めた「具体的な運営方法」まで多岐にわたる。  サイト制作にあたる企業では、正しいECサイト構築のためにも必要な知識であるし、クライアントに対してもこの分野における知識の証明となるので、受験してみてはどうだろうか。  現在設定されているレベルは、この公式テキストを詳細に読み込めば必ず合格する。

Posted byブクログ