憲法がしゃべった。 の商品レビュー
日本国憲法を物語形式で簡潔に伝えてくれる。なんとなく知っている憲法のなんとなくを少し鮮明にしてくれる。時おり出てくるシマウマとライオンの会話は意味不明。国民の自由のために国の基本ルールとして、国を縛るのが憲法。
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この本は小学校4年生の副読本にしてほしいです。 今日生協で買ったのですが帰って娘と息子に読ませます。 最後にほろっときますが大人が読んでも十分読み応えのある本です。 いろいろな立場があると思いますが新鮮な目で読めると思います。
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朝生で憲法改憲をテーマに議論されているのを観たが、恥ずかしかなら憲法に対しての知識がほとんど無く、憲法の基礎を学びたいと思い一番簡単そうに書かれている憲法の本が本書でした。 憲法や法律関係の授業は、難しい言葉が多く解りにくい印象で毛嫌いしていたが、この本はとてもわかり易い。 小...
朝生で憲法改憲をテーマに議論されているのを観たが、恥ずかしかなら憲法に対しての知識がほとんど無く、憲法の基礎を学びたいと思い一番簡単そうに書かれている憲法の本が本書でした。 憲法や法律関係の授業は、難しい言葉が多く解りにくい印象で毛嫌いしていたが、この本はとてもわかり易い。 小学校高学年くらいから読めるし、大人も意外と知らなかった基礎的な事が勉強になると思う。 けんぽうくんが公園でシマ男(シマウマ)とライ男(ライオン)に、 憲法のことをに教えてくれるゆるーい授業形式で展開されます。 65歳のけんぽうくん(日本国憲法)のお父さんの「大日本帝国憲法」は56歳で亡くなって・・・という、日本国憲法の生い立ちから始まります。 章毎のライ男とシマ男のやり取りが、意外とブラックwというかシュールなやり取り。 そして最終章あたりでは謎の感動が待ち受けてます^^ 読み物として素晴らしいし、 日本人として憲法に興味持つきっかけの最初の1冊になれば良いかと。 戦後すぐ作られた日本国憲法も 時代とともにアップデートしてほしいな・・・。 以下、基本的な事で知らなかったこと。 == ・憲法と法律 憲法=国をしばるもの 法律=国民をしばるもの と、向いてる方向が違う。 ・憲法改正 韓国は9回 フランスは24回 アメリカは18回 日本国憲法は65年間で一度も改正されていない。 ・勤労の義務 「働けるのに働きもせずに、生活保障を国に求めるのはダメです。まずは働く努力をしてください」 ・96条 憲法改正 - 国家で各議員の総議員の2/3以上の賛成 - 国民投票で過半数の賛成 ===
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憲法の内容をかみくだいて説明していて、入門書としておもしろい。しかし休み時間にあるシマ男とライ男の会話は、シュールすぎてこの本の対象となる読者には理解できないかも。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
本にも書いてあるが、一時間で読むことができる「超」入門書。 個人的には少し物足りなさを感じたが 日本国憲法の要点をまとめてあり、とても分かりやすいです。 2012年3月時点、大阪維新の会の躍動が目覚ましい。 国政進出を目指して掲げた「維新版 船中八策」の内容には 憲法改正についての内容が含まれています。 国民投票法もでき、憲法改正について とても現実的になってきました。 憲法改正を考えるのにおいて、憲法について知る必要があります。 そのためにも、このような入門書を読むことはプラスになると思います。
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・国民主体で法律はできているということ。 ・憲法>法律 ・権利があるということは義務があるということ。 給料⇔一生懸命に働く relax⇔人にやさしく
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4月に勤め先の朝礼で社長が紹介してくれた本で(作者と知り合いなのだそうです)、5月3日の憲法記念日にエントリーできればよかったのですが、なかなか入手しなくてこの時期になってしまいました。 1946年の11月3日が現憲法の公布日(施行は翌年5月3日)ですので、11月3日に書きたかっ...
4月に勤め先の朝礼で社長が紹介してくれた本で(作者と知り合いなのだそうです)、5月3日の憲法記念日にエントリーできればよかったのですが、なかなか入手しなくてこの時期になってしまいました。 1946年の11月3日が現憲法の公布日(施行は翌年5月3日)ですので、11月3日に書きたかったのですが、それも叶わず。11月3日の前に読んではいたのですが。残念。 さて、自分の住む国の最高法規である日本国憲法について、案外知らないことがたくさんあるということを改めて知りました。付則も含めて103条あるのですが、巷でいわれる「憲法改正」はそのうちの第9条(もちろん、戦争放棄の条文)しか見ていないと言っていいでしょう。首相公選制だ、一院制だという意見も時々出てきますが、これらを実現させるのに憲法改正が必要だとはあまり認識されていないようです。つまり、首相を国会の議決で選任するのは憲法の第67条で、二院制は42条で規定されているわけです。 そういったことを考えると、この国のあり方を考える際に、憲法がどういうものであるのか今一度考えてみることは、決して無駄なことではないといえます。 日本国憲法の三大原則は、国民主権、基本的人権の尊重、平和主義(戦争放棄)。学校で習っているはずなのですが、忘れている人も多いかと思います。忘れているというより、空気のように当たり前に私たちの生活に根付いているので、改めて問われると答えが出てこない、といったほうがいいかもしれません。 ただ、この「当たり前」が、現代の日本だからという部分はあり、国民の人権が尊重されていない国は世界には数多くあります。また、日本も帝国憲法では軍隊を持ち戦争が必要だと考えていたわけで、そういった歴史の反省の上に成り立っている憲法であることも、忘れてはならないと考えます。 本書は戦争放棄についてはさらりと書いてある程度で、残りの2つについて重きが置かれています。法の下の平等、国民主権、精神活動・経済活動・身体の自由、国民の三大義務(教育・勤労・納税)など、憲法が規定していることは多岐にわたりますが、そのそれぞれについて、具体的にどういうことなのか、なぜそのような自由が認められているのか、といった憲法の精神に触れる部分をしっかりと書いてくれています。 自分がこの文章を書けるのも「表現の自由」が認められているからですし、IT会社で勤めているのは勤労の義務を果たすとともに、職業選択の自由があるからです。 私たちの生活は、憲法によって守られています。当たり前すぎて忘れていることが、この本を読んで思い出すことがたくさんあるので、何かの折に読んで損はない一冊です。 憲法改正の議論も、それ自体は大事なことではあるのですが、憲法の精神を忘れてしまっては困りますし、精神をないがしろにするような改正はどうにも賛成しづらい、そう思っています。
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憲法の素晴らしさを、ポイントを絞り、ストーリー形式で表現。放射能汚染によって、法治国家としての日本が問われている今、憲法と親しみたい初心者にはいいと思う。
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■全体として何に関する本か 本書は、日本国憲法について、幼児でも分かるような言葉で書かれた一冊である。日本社会が混沌とし、震災の影響で【25条:生存権】についても改めて考えさせられる今、日本国憲法の基本的な考え方に触れるのには適している。話の内容は決して深くはないが、学生時代に...
■全体として何に関する本か 本書は、日本国憲法について、幼児でも分かるような言葉で書かれた一冊である。日本社会が混沌とし、震災の影響で【25条:生存権】についても改めて考えさせられる今、日本国憲法の基本的な考え方に触れるのには適している。話の内容は決して深くはないが、学生時代に学校で教わったことを思い出す切っ掛けとなる。学生の頃とは違って、日本社会のことを少しは考えられるようになった今、再度、日本国憲法の考えに触れることには意義がある。 ■何がどのように詳しく述べられているか 「憲法が何のためにあるのか」「憲法は何を保障しているのか」「国民になぜ義務があるのか」など、日本国憲法の根本的な意味や目的について解説がされている。 日本国憲法が最も大切にしていることは「個人の尊厳」である(【13条:すべて国民は、個人として尊重される】)。日本という国家は、一人一人が最大限に尊重される社会であるべきだと憲法に記載されている。これが日本国家の基本原則になるのであろう。 しかし、13条には続きがあり【13条続き:…公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする】ともある。こういった制約があるのは当然であるが、国政も経済活動も慈善活動もあらゆる活動に関わる者は、全ての国民を個人として尊重することを第一に行動を選択するべきだ。この条項に、一人の例外も許されないのだ。 では、どうすれば国民の尊厳を尊重できるのか。つまり、基本的人権の尊重とはどういうことなのか。 日本国憲法では、人権を次の3つの自由を保障することとしている。 「精神活動の自由【19条,20条,21条,23条】」「経済活動の自由【22条,29条】」「身体の自由【18条,31条,33条~39条】」の3つである。 思想や表現の自由、経済活動や居住場所の自由など、今となれば当たり前の自由ではあるが、これらは日本国憲法が制定するまでは決して当たり前ではなかったことを忘れてはならない。改めて憲法に触れることで、これらの自由を与えられている現代を有難いと思えるようになる。 ■その本は全体として真実か、どんな意義があるのか 本書の最後で、国民の義務「教育の義務【26条】」「勤労の義務【27条】」「納税の義務【30条】」についても少しだけ触れている。これらの国民の三大義務の内、私は「勤労の義務」だけは少し違和感を感じた。 なぜなら、現在の日本で、この義務を果たしていない若者が社会問題になっているからだ。彼らの中には就職意欲が低い者もいれば、就職時期の状況が悪く希望の職に就けなかった者も存在し、勤労していない(勤労できない)理由は様々である。 しかし、世間一般に、「社会で働いていない人は義務を果たしていない」と考える人は少ないように感じる。私の感覚では、「働きたくないなら働かなくても良い。それがその人の自由であり責任でもある。」といった感じであった。しかし、勤労は国民の義務であることを忘れてはならない。 勤労の義務の意図は「働けるのに働きもせずに、生活保障を国に求めることは認められない。まずは働く努力をしなくてはならない。」ということである。これには確かに納得できる。(それ以上に、国家繁栄ために働くということは、義務というよりも今を生きる我々の使命であると思うが)。やりたい仕事がない、働かなくても生きていける、そういった人たちがいたとしても、日本国民である以上、働かなくてはならない。働くことは全ての国民の義務なのだと改めて考えるようになった。 ■一番面白かったのはどこか、なぜ自分は面白かったのか 本書には全体として深い話は一切書かれていない。しかし、日本国憲法のエッセンスを非常に分かりやすく書いてある。日本国憲法は、日本で生きる我々の基本原則である。日本国憲法には、日本がどういった国であるべきか、それがはっきりと書かれている。13条に書かれているように、全ての国民が個人として最大限尊重される国家を我々日本人は目指すべきだ。そこには例外は認められない。我々は、時に社会的弱者を見て見ぬ振りをすることがあるが、それは日本で生きる者としての役目を果たしていないことである。
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憲法第九条の歌;「憲法第9条~すべての子供たちに捧ぐ」HAGGY http://www.d7.dion.ne.jp/~yynakaji/Haggy-pro2.html
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