空想お料理読本(2) の商品レビュー

ケンタロウ,柳田理科雄【著】

2011/10/11

“ケンタロウ　厨房に積まれているものを見ると、結構巨大なジャガイモでしたから。鍋に入っているのは、半分ないし4等分くらいかな。でも、われわれがカレーやシチューに入れるサイズに比べるとはるかに大きいですね。
柳田　食べるときにスプーンにのるかどうか、っていう大きさじゃないですか。とてもひと口では食べきれない。
ケンタロウ　このサイズになると、煮るにしても相当時間がかかるはずですよ。鍋の上まで見えるほど具の量があるとしたら、上のほうが煮える頃には、下のほうはすでに煮崩れているかもしれない。
柳田　鍋もまた大きいですね。シチューができあがっても、シータひとりでは鍋を運ぶことができそうにありません。
ケンタロウ　それは難しいでしょうね。30〜40人前は作れそうですから、ものすごい重量だと思います。食事シーンでは、シータが「おかわりあるから」と言ってこの鍋からよそっていたので、なんらかの手段で移動させたのは間違いないでしょう。
柳田　30kg以上はありそうですからね。でもまあ、ドーラ一家には手伝ってくれそうな人がたくさんいましたから（笑）。
ケンタロウ　煮込むだけなら、シータだけで大丈夫そうですけどね。”

第二弾。
なかなか面白い。
銀魂の紹介文に不覚にも笑った。合ってるのだけどまるで別作品のように思えてしまった。

“『銀魂』
江戸の街に天人と呼ばれる宇宙人が降り立ち、鎖国の扉を無理やり開いた世界の物語。攘夷の戦いも行われたが力及ばず、侍たちは刀も誇りも奪われていた。そんな時代に坂田銀時は木刀一刀腰に差し、悠々堂々と生きる。【柳田】”

2011/05/08

アニメに出てきた料理もバカバカしくも真面目に解説していくのがこの本の醍醐味。今回も面白い。それにしてもタテヨコステーキとトマトサンドイッチは食べてみたいよ♪

2011/05/07

前巻同様、「空想科学読本」シリーズの柳田氏と料理家のケンタロウ氏が、人気アニメの料理シーンをビデオ再生しつつ語り合い、料理しては食べてしまう企画本。
相変わらず真面目に検証するのがこのシリーズの突っ込みどころであり真骨頂ですね。
今回は前回ほどぶっ飛んだ料理は少なかったかな。料理の再現度は相変わらず高いです。