画家たちの二十歳の原点 の商品レビュー
京都の山口晃展で手にとった本。画家の20歳のときに描いた作品と、短い文章が寄せられている。自身が20迄あと数年であるため自らの未熟さがひしと感じられる一冊。村山槐多を大々的に収録しているのが良い。
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2011年に巡回された展覧会の図録 画家が20歳の時にどのような絵を描いていたか、面白い展覧会だ 残念ながら見に行けなかったので、この図録で楽しんだ 暗い赤ガランスの画家村山槐多や 明るいバーミリオンの画家関根正二についても解説が詳しくあって勉強になった
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平塚市美術館で開催された同展を観た。 日本の近代・現代絵画を彩る巨匠、そして夭折した画家たちの青春譜、教科書でみた作品が一同に会するすごい展覧会だった。 若い模索の時代に真摯に作品と向き合う熱い態度に圧倒され、へとへとになった。 だから、この図録は買わなかった。図書館にあったの...
平塚市美術館で開催された同展を観た。 日本の近代・現代絵画を彩る巨匠、そして夭折した画家たちの青春譜、教科書でみた作品が一同に会するすごい展覧会だった。 若い模索の時代に真摯に作品と向き合う熱い態度に圧倒され、へとへとになった。 だから、この図録は買わなかった。図書館にあったので拝見したが、あの会場で受けた熱い熱気に及ばない。オリジナルと比べるのもなんなのだけれど。自分の受けた印象を大事にしたい。 もちろん、講釈ってものも大切だと思っているよ。
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黒田清輝から会田誠まで、画家たちの二十歳前後の絵と二十歳前後の言葉、またそれを振り返った言葉が綴られている。なんだか暗いトーンの絵が多いように思う。そしてどの言葉も揺れている。この色がこの言葉が僕らの「健全」なのかもしれない。
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予想はしていた内容だった。けどとてもよい。 二十歳の原点・・読みたくなる。 最近、初潮を迎えた頃の少女の話や、青少年の不安定さなものをかき集めて読んでいるけれど。 この頃の不安定さも魅力的だとおもった。 二十歳~半ばごろ・・三十歳手前ぐらいまでのものないかな~・・
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