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経済ニュースの裏を読め!世界経済編 の商品レビュー

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2011/05/18

基本線としては、 国債発行を借金増大と短絡視するのはおかしい ユーロは国家の経済政策をやりにくくしている点が問題 常識を疑え(インドはIT国家ではないとか) などが要諦。 ほかに特記したいこととして、 ・ミクロレベルの合理的な行動が国家というマクロレベルに合成されるととんてもない...

基本線としては、 国債発行を借金増大と短絡視するのはおかしい ユーロは国家の経済政策をやりにくくしている点が問題 常識を疑え(インドはIT国家ではないとか) などが要諦。 ほかに特記したいこととして、 ・ミクロレベルの合理的な行動が国家というマクロレベルに合成されるととんてもない問題を引き起こすことを、合成の誤謬と呼ぶ。 ・国債金利が安いのは、その国債の価値が高いことを意味している。 ・格付け機関は、相手から料金をもらって格付けしている。しかし、日本国債は勝手に格付けしている。信頼できるのか。 ・アメリカ経済を支えるのは、金融、不動産。不動産は、移民国家ゆえ。

Posted byブクログ

2011/03/25

一問一答方式で世界各国の経済に関する問いに答える形式の本です。テーマが非常に明確で読みやすく、またどの回答にも根拠となるデータがグラフとして載っているのが素晴らしい。 アメリカ、中国、ヨーロッパなどの分析は著者の他の本とかぶる部分も多いですが、ブラジル、ロシア、インドなどの新興国...

一問一答方式で世界各国の経済に関する問いに答える形式の本です。テーマが非常に明確で読みやすく、またどの回答にも根拠となるデータがグラフとして載っているのが素晴らしい。 アメリカ、中国、ヨーロッパなどの分析は著者の他の本とかぶる部分も多いですが、ブラジル、ロシア、インドなどの新興国の分析は他の場所では聞いたことのないものばかりで非常に興味深かったです。

Posted byブクログ