現代経済思想 の商品レビュー
経済学史の書籍は古典派~ケインズ革命までの場合が多いため、 現代経済学に近い内容の経済学史の内容が学べる貴重な本
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現代経済学の人物として、サムエルソンからクルーグマンまでの16人の経済学者の生い立ちや基本的な思想を、少々の数式を使いながら解説している。 16人といっても、2名の日本人、ハイエクやカレツキなども含めて、様々な思想家をとりあげており、編集は経済思想史の根井先生であり、15章の分...
現代経済学の人物として、サムエルソンからクルーグマンまでの16人の経済学者の生い立ちや基本的な思想を、少々の数式を使いながら解説している。 16人といっても、2名の日本人、ハイエクやカレツキなども含めて、様々な思想家をとりあげており、編集は経済思想史の根井先生であり、15章の分担執筆の形をとっている。 執筆者が異なることから、生い立ちを詳細に書いてあったり、いきなり思想に入るなどの書き方には違いがあるが、全体としては飛ばしがちである現代経済学者(思想家)の違いがわかってよかった。 紹介の順番は、時系列・思想別ではないが、おもしろく読むことができた。
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