アクアリウムにようこそ の商品レビュー
市役所の職員で、ずぶの素人である由香が水族館に出向することになった。何も分からないまま、がむしゃらにイルカを始めとする海獣たちの世話に明け暮れる生活に突入した由香。水族館を舞台とするお仕事+恋愛小説。 仕事小説として充分面白いから、恋愛要素はむしろ余分。
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市役所からいきなり出向で水族館勤務のイルカのトレーナーになったヒロイン、由香のお仕事小説です。水族館の舞台裏も少し覗けて面白かったです。イルカの直接的な死因は溺死なんだとはじめて知りました。なるほど哺乳類だから当たり前ですね。そしてラッコの生態も面白く読みました。青春ラブストーリ...
市役所からいきなり出向で水族館勤務のイルカのトレーナーになったヒロイン、由香のお仕事小説です。水族館の舞台裏も少し覗けて面白かったです。イルカの直接的な死因は溺死なんだとはじめて知りました。なるほど哺乳類だから当たり前ですね。そしてラッコの生態も面白く読みました。青春ラブストーリーでもあります。
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爽やかで読みやすい一冊。 ライトノベルと小説の間くらいの読み応えです。 疲れたときに読むと癒されるかも。
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愛と青春の水族館勤務な青春小説。イルカオタクでツンデレな先輩といきなり水族館に飛ばされてしまった主人公の恋模様が……いたたまれん勢いで展開。毎日動物見てると大胆になるのだろうか。水族館の裏側模様も面白かったです。
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水族館のお仕事。 ためになった。 コストを考えての濾過システムの一元化。 だが、トラブルが起きれば水族館全体に広がる危険性をはらんでいる。 水族館は遊園地か博物館か。 遊園地にすれば客は入るが、博物館でありたいと思うジレンマ。 仕事にジレンマはつきものだけど、水族館も例外で...
水族館のお仕事。 ためになった。 コストを考えての濾過システムの一元化。 だが、トラブルが起きれば水族館全体に広がる危険性をはらんでいる。 水族館は遊園地か博物館か。 遊園地にすれば客は入るが、博物館でありたいと思うジレンマ。 仕事にジレンマはつきものだけど、水族館も例外ではないと言うことか。 恋愛いらなくね? なんか最初から最後まで有川浩っぽい。
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千葉湾岸市の観光事業課に勤めはじめて三年、突然『市立水族館 アクアパーク』へ一年間の出向を命じられた由香。いきなりイルカ課に配属になるが、そこには、飼育には人一倍の情熱を持ちながら、人間とのコミュニケーションは極めて下手な先輩・梶、そして初対面の由香にいたずらを仕掛けるバンドウイ...
千葉湾岸市の観光事業課に勤めはじめて三年、突然『市立水族館 アクアパーク』へ一年間の出向を命じられた由香。いきなりイルカ課に配属になるが、そこには、飼育には人一倍の情熱を持ちながら、人間とのコミュニケーションは極めて下手な先輩・梶、そして初対面の由香にいたずらを仕掛けるバンドウイルカたちがいた。餌やり、トレーニング、水質管理など、裏方としての仕事を徐々に覚えていくが、かわいがっていたイルカが突然病気を発症して・・・。 初めての作家さんで結構評判が良かったので期待していました。面白かった!水族館ものは珍しいですねー、面白いネタを拾ってきたなあという印象です。水族館という娯楽と研究の狭間にあるような微妙な問題を取り上げていくのは面白かったけど、結局答えは出ないままでもがく館員たちの姿が強くもあり自分には耐えきれるのかなあという思いも湧きました。正直がむしゃらに頑張っていくだけでは割り切れないことも多々ある社会の中で、どうやって道を探っていけばいいのか分からないときもある気がします。恋愛フラグの方はなんせ人がいない上に夢に見すぎだろお前らwwという感じ。さらっと幸せになっていくのだろうけど、梶の過去をもっと知りたかったかも。
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完全なる「主人公成長」プロット。水族館はなんだか好きなので、手にとって本屋で立ち読み。 主人公が巻き込まれて水族館に行ったのかと思って、なんだか納得いかなかったけど、最後には「選ばれしもの」であったことが発覚。不思議とイルカと通じ合える答えにもなっていた、一応。 イジワルでぶっきらぼうな先輩との恋は定番で、実は影でかばってくれてるところとか、昔の恋愛で受けた傷をひきずってるところとか、時折開示される男の子側の感情などに、萌えました。 イルカと感情が通じ合える場面の描き方は、とても素敵で好きです。 海遊館で売ってる「男の子と女の子とイルカのキス」のオルゴールは、物語を象徴するモチーフとして、とても効いていて、うまいと思いました。こういう印象的小物を登場させたいものです。
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おおっ。これはあざといぞーw。水族館で働く女性の お仕事小説+有川さんを思わせるベタ甘恋愛小説+イルカ+ ラッコ+ペンギン! というキャッチーな要素が満載の ワクワクする事必至のアイコンがぎっしり。 まず水族館小説ってだけでテンションは上がりますよね。 主にイルカがメインでしたが、ペンギン、ラッコなども 要所要所に登場してメチャ萌えます。水族館という学術性の ある立場の展示と、娯楽性を持たざるを得ないという、凄く 微妙な立場の博物館として、抱えるジレンマや葛藤、矛盾も 凄く伝わってくるので、観る側のこっちの人間の意識も 今作で少しは変わってくるといいなーと。 100点満点の傑作...と言うには破壊力に欠けてしまうのは 口下手、熱血漢、職人肌の恋愛不器用男子の「梶」先輩の キャラクターの書き込みがもっともっと欲しかったかなーと。 そして、もし次作があるならば...もっとペンギンをww!!
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