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駅長さん!これ以上先には行けないんすか の商品レビュー

3.1

8件のお客様レビュー

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2023/12/11

鉄オタではないけど、女流阿房列車ほど何も知らずに無茶振りに振り回されるでもなく自分たちで下調べとかする、ちょっと微妙な、とは言え一番自然なスタンスの鉄道紀行。年齢とか関係性からすると実は元祖阿房列車に近いのかも。名前は出さないにせよマズいとかオモシロくないものにダメ出しするスタン...

鉄オタではないけど、女流阿房列車ほど何も知らずに無茶振りに振り回されるでもなく自分たちで下調べとかする、ちょっと微妙な、とは言え一番自然なスタンスの鉄道紀行。年齢とか関係性からすると実は元祖阿房列車に近いのかも。名前は出さないにせよマズいとかオモシロくないものにダメ出しするスタンスも似てるかな。

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2020/04/04

ゆるーい鉄道紀行もの。 テーマとして「いきどまり」(終点駅)はあるものの、それぞれ理由は別なので、なんとなくまとまりが悪い。 ただ、「何か変わった鉄道旅を…」という時に、目的の一つとなりえるんじゃなかろうか。

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2015/05/21

どことも接続がない「いきどまり駅」に行くだけ行ってみた、という少し変わった目的の旅エッセイです。「いきどまり駅」には思いがけない出会いがあったり、鉄道ファンが喜ぶ工夫があったりと、著者と同行者の宮坂さんはその土地を堪能し、楽しそうに旅を続けていきます。

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2015/01/03

読書録「駅長さん!これ以上先には行けないんすか」3 著者 北尾トロ 出版 河出書房新社 p42より引用 “「飲んだ瞬間、吐きそうな予感がしたんで すが、下にきました。トイレ行ってきていい ですか」” 目次から抜粋引用 “わたらせ渓谷鐵道  横須賀線~久留里線  大井川鐵道 ...

読書録「駅長さん!これ以上先には行けないんすか」3 著者 北尾トロ 出版 河出書房新社 p42より引用 “「飲んだ瞬間、吐きそうな予感がしたんで すが、下にきました。トイレ行ってきていい ですか」” 目次から抜粋引用 “わたらせ渓谷鐵道  横須賀線~久留里線  大井川鐵道  石勝線  東武佐野線”  雑誌編集者でライターである著者による、 日本の終着駅を周った紀行文。  北は北海道から西は和歌山まで、鉄道だけ でなく終着駅周辺の様子を面白おかしく書か れています。  上記の引用は、とある駅前の喫茶店で飲ん だコーヒーに付いての感想。 飲んですぐお腹が下るなんて、コーヒーでは なくそれはもはや毒なのではないでしょうか。 大げさに書かれているとしても、かなりのま ずさに違いありません。 不思議なのは、地元の人はそんな喫茶店がつ ぶりてしまうことがない程度に、喫茶店にお 金を落としているところです。  旅の本ではありますが、全くと言っていい ほど写真がありません。旅の景色を楽しむと いった事を期待すると、全く主旨が違ってい ます。  予算の都合でしょうか、近畿より西には行 かれていないので、西日本の方には楽しみに くい一冊かもしれません。 もともと鉄道に興味が薄い人には、楽しみに くい一冊でしょう。 ーーーーー

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2013/01/14

 著者北尾トロさん、相方宮坂琢磨さんが、関東地方を中心に様々な行き止まり駅まで電車に乗りにいった時のエッセイ。  鉄道おたくでもなんでもない二人が、行き止まり駅まで電車に乗っていく。たいてい地方のローカル線で、その行き止まり方も様々。初めから終点の運命を背負っている駅。先への延...

 著者北尾トロさん、相方宮坂琢磨さんが、関東地方を中心に様々な行き止まり駅まで電車に乗りにいった時のエッセイ。  鉄道おたくでもなんでもない二人が、行き止まり駅まで電車に乗っていく。たいてい地方のローカル線で、その行き止まり方も様々。初めから終点の運命を背負っている駅。先への延伸の計画はあったけれども、予算的な事情などで全く延伸できずなし崩しに終着駅になってしまった駅。  それぞれの鉄道の特徴も交えながら明るく駅などの様子をリポート。グタグダあり、ホロリとさせるところあり、読んでいて旅をしている気分になれます。

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2011/11/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「行き止まりの駅」を求め、著者とカメラマンの2人が日本全国を旅する旅行記。そんなに深い「テツ」でない部分が共感でき、読んでいて思わず笑顔になるような作品。 文の構成も描写も上手く、気持ちよく読み進めることが出来た。

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2011/08/29

いい具合に力の抜けた気持ちよく読めるエッセイというものは、実は少ない。行き止まりの路線を探訪する紀行文(なのか?)。鉄道に対する ゆる~い愛が流れつつ、そこに住む人々の生活のペースに溶け込むリズムで、それでいて異邦人の視線が残っている。気持ちのよい本。

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2011/04/03

2011/03/31- タイトルに惹かれて購入したが、期待は裏切られた。映画の「終着駅」を期待したわけでもない。終着駅付近の「ヒト」とのコミュニケーションを期待したのである。会話にしても駅の情景描写にしても全ての面で、表面をなぞるだけに終わっている。P156の「製紙工場」は「製糸...

2011/03/31- タイトルに惹かれて購入したが、期待は裏切られた。映画の「終着駅」を期待したわけでもない。終着駅付近の「ヒト」とのコミュニケーションを期待したのである。会話にしても駅の情景描写にしても全ての面で、表面をなぞるだけに終わっている。P156の「製紙工場」は「製糸工場」の誤り 2011/04/03

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