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長嶋的、野村的 の商品レビュー

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2013/06/15

最近見ないなぁという印象の青島健太さんの一冊。タイトルは野球界の大物2人の名前ですが、これは一例でしかなく、相撲やらゴルフやらあらゆる領域に広がり、それぞれを考察しています。 とはいえ元野球選手の著者、野球が一番熱くなるのは致し方ないこと。スポーツ雑誌を読む感覚でさらりと読めて、...

最近見ないなぁという印象の青島健太さんの一冊。タイトルは野球界の大物2人の名前ですが、これは一例でしかなく、相撲やらゴルフやらあらゆる領域に広がり、それぞれを考察しています。 とはいえ元野球選手の著者、野球が一番熱くなるのは致し方ないこと。スポーツ雑誌を読む感覚でさらりと読めて、こういう見方もあるんだな、というのがわかるとし合い飲み方や解説の受け止め方も変わってきますね。

Posted byブクログ

2012/03/01

「長嶋」というのはご存じプロ野球界の大スター、ミスターこと長嶋茂雄氏のことであり、「野村」というのはプロ野球界の月見草、ID野球、ボヤキの野村克也氏のことである。 この本のサブタイトルは「直感と論理はどちらが強いのか」で、長嶋と野村というまったく正反対の性格をもつふたりをアイコ...

「長嶋」というのはご存じプロ野球界の大スター、ミスターこと長嶋茂雄氏のことであり、「野村」というのはプロ野球界の月見草、ID野球、ボヤキの野村克也氏のことである。 この本のサブタイトルは「直感と論理はどちらが強いのか」で、長嶋と野村というまったく正反対の性格をもつふたりをアイコンとして、感じる力(野性)と考える力(知性)はどちらがすごいのか?を検証してしていくものである。言うまでもなく、長嶋=野性、野村=知性だ。 本書で検証の素材となるのは23人の一流アスリートと一流派。列挙すると、イチロー、青木宣親、浅田真央、青木功、宮里藍、丸山茂樹、小宮山悟、石川遼、杉山愛、松井秀樹、マイケル・ジョーダン、國母和宏、白鵬、原辰徳、渡辺久信、野村克也、フォルカー・フィンケ、内田順三、川藤幸三、池田勇太、衣笠祥雄、田口壮、イビチャ・オシム、示現流、斎藤祐樹。 さて、彼らの才は野性か知性か? 一流アスリートたちの数々のエピソードから見えてくるもの、すなわち本書が示すものは、スポーツのみならず、ビジネスにも通じ、あるいは処世術にも通じるものがある。 ちょっとでも壁にぶつかっている人、行き詰っている人には一読の価値ある本であると思う。 ちなみに、野性と知性はどちらがすごいか?に対する著者の答えは「3×19=最強」。文末、〆の言葉に超納得です。

Posted byブクログ

2011/04/02

タイトルに惹かれて拝読をした。著者ならではの視点が随所に感じられ、ビジネスのみならず、とても参考になる書籍である。目まぐるしく変わりゆくビジネスの世界では、長嶋的な考え方と野村的な考え方の両方が求められるという著者の結論には納得が出来る。「3×19=最強」その通りと感じた。

Posted byブクログ