人形草紙 の商品レビュー
設定は面白かった。人形とそれに力を与える主の関係性はすごく素敵。 新人らしいから仕方ないが、もうちょっと書き方変えないと分かりにくいなーという文章がちらほら。キャラが多いのか書き分けがいまいちなのか、誰が誰だか時々分からなくなるのも気になった。主人公の力の謎が明かされてないのはシ...
設定は面白かった。人形とそれに力を与える主の関係性はすごく素敵。 新人らしいから仕方ないが、もうちょっと書き方変えないと分かりにくいなーという文章がちらほら。キャラが多いのか書き分けがいまいちなのか、誰が誰だか時々分からなくなるのも気になった。主人公の力の謎が明かされてないのはシリーズ化を目論んでいたのか何も考えていないのか……割とその点、核だと思うのでちょっともやもやが残る。
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表紙に惹かれて購入(笑)。 自分、どうも高星さんとか、あきさんの絵に弱い気が…^^; 七宝士という設定も面白いし、全体的に話もよくまとまっていると思う。 ただ、仕事柄、事件を追わねばならないのは解るが、表紙絵くらいには恋愛要素も欲しかったかな? あと、この一冊に話をまとめてし...
表紙に惹かれて購入(笑)。 自分、どうも高星さんとか、あきさんの絵に弱い気が…^^; 七宝士という設定も面白いし、全体的に話もよくまとまっていると思う。 ただ、仕事柄、事件を追わねばならないのは解るが、表紙絵くらいには恋愛要素も欲しかったかな? あと、この一冊に話をまとめてしまったのも、ちょっと勿体無い気がする。 今回の事件はこの一冊でまとめるにしろ、もう少し布石を残して行けば、新たな事件を絡めて続編を書けたと思うし、私的にも続編を読みたかった!
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鬼を滅する力を持つ人形である瑠璃と彼に救われて主となった桜は都を守っていたが、鬼による惨殺事件が起きる。事件に関係する人形・琥珀の行方を追うことになるが―。 色々と惜しい和風ファンタジー。 琥珀と楪、桂と瑪瑙が中心で、あくまで桜と瑠璃は渦の中心から外れている印象です。二人の関...
鬼を滅する力を持つ人形である瑠璃と彼に救われて主となった桜は都を守っていたが、鬼による惨殺事件が起きる。事件に関係する人形・琥珀の行方を追うことになるが―。 色々と惜しい和風ファンタジー。 琥珀と楪、桂と瑪瑙が中心で、あくまで桜と瑠璃は渦の中心から外れている印象です。二人の関係にこれといった変化も起きないので、主人公でなく脇役の物語という感じです。 終始桜と瑠璃は罪を犯さず、間違いをせず、正しさをふりかざす人間味がない登場人物だったように思えます。 楪と琥珀を主人公として、その二人の心が通いあっていく姿を書いた方が人形の悲哀、主の葛藤がよりよく知れたのでは?と思います。 設定が好きなだけに残念です。
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どこかで読んだレビュー(ブクログにあらず)がかなりけなされていたのでちょっと不安だったのだけど、私的にはかなり好み。 え、これをあそこまでけなす理由がわからないよ……(笑)。 ラブは若干薄いですけど、私は意味もなく愛される話よりはこういうのが好きなので、全然問題ない。 設定的には...
どこかで読んだレビュー(ブクログにあらず)がかなりけなされていたのでちょっと不安だったのだけど、私的にはかなり好み。 え、これをあそこまでけなす理由がわからないよ……(笑)。 ラブは若干薄いですけど、私は意味もなく愛される話よりはこういうのが好きなので、全然問題ない。 設定的には結構重い感じで、だからこそ、らぶらぶってわけには行かないんだろうなーという。でも、これを乙女系ノベルと言って正解かと言うと、それは違うんじゃないかなーと思わなくもない。 私は好きだけど、そういう意味では以前に見かけたレビューの評価は妥当なのかもしれない。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
少女小説にしては珍しくラブ度が薄い。ラブではなく絆を描いた作品。人形に命を与えるという何気に重い設定がありつつも前半は明るくさくっと。後半は色んな人の思惑と想いが交じり合ってとても読み良い感じだった。
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