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公安を敗北させた男 の商品レビュー

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2018/05/05

1995年3月30日に荒川区で発生した國松警察庁長官狙撃事件は元警視庁の原一雄氏の著作などにより“老スナイパー”中村泰の犯行説が有力になっている。当初真犯人とされたオウム真理教の在家信者・K巡査長説は事件の捜査を混乱させた元凶としてあまり顧みられていない。とはいえしかしなぜKがあ...

1995年3月30日に荒川区で発生した國松警察庁長官狙撃事件は元警視庁の原一雄氏の著作などにより“老スナイパー”中村泰の犯行説が有力になっている。当初真犯人とされたオウム真理教の在家信者・K巡査長説は事件の捜査を混乱させた元凶としてあまり顧みられていない。とはいえしかしなぜKがあのような供述をしたのかには謎が残る。本書を読めばわかるように供述内容がウラの取れないあやふやなものが多いのだけど断片にはリアリティがあったりする。本書の著者の小野氏(元産経新聞の社会部記者)はそのつかみどころのなさをよく捉えているという点において貴重なレポートである。これはあくまでも個人的な推測だけど、K氏は発達障害的な資質の持ち主ではないかーー。

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2015/06/29

978-4-8191-1125-6 244p 2011・3・20 1刷 p73「旋律→戦慄」・99p「その歳→その時」・162p「ー(いらない)」に誤字あり

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