梅棹忠夫のことば の商品レビュー
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京都人の「よろしおすなぁ」は、興味がないときにそういうってのは おもしろい。 梅棹忠夫氏の視点はすごい。 ドキッとさせられることばがいくつもある。梅棹忠夫氏には、どんなかたちであれ、一度は触れたほうがいい。絶対に!
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前半に、知的生産の話題がまとめられている。見開き2ページで1トピックの形式だから、本棚に収めず枕元などに置いて使いたい、そんな一冊かも。
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梅棹忠夫は天才だ。でも、学ぶべきは、盲目になっても、 なお、未知なるものを追い求め続けていたそのスピリッツだ。 そのスピリッツを源泉とし、情報社会の行く末を見抜き、 中洋を発見し、問題のグローバル化を予言する。 本作は、右に梅棹忠夫、左に編者の解説という体裁をとる。 例えば、「なんにもしらないことはよいことだ。」「自分というものは、 時間がたてば他人とおなじだ」など、発想のヒントが山ほど、詰まっている。 まとめると『梅棹と 未知の山脈 越える旅 ガイドとカード 見つける世界』といったところでしょうか?
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「梅棹忠夫な2012年にしよう」と選んだ1冊。 存在を知って良かった。本当にスゴイ人です…。 小学校の遠足で行ったことのある民博へ もう一度行こうと思い、 梅棹さんについて ちょっと追いかけてみようと 思っています。「ウメサオタダオ展」行きたいなぁ!!
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残念なことに今、私にハードカバーの梅棹忠夫の著作集を何冊も読む時間を取ることができない。しかしなんとかして、梅棹の「発見」をできるだけ多く追体験したいと思っていた。この本を1冊読むだけで、それらすべてから得られる知見は手に入れられないことはよくわかっている。それでも梅棹の思考のほ...
残念なことに今、私にハードカバーの梅棹忠夫の著作集を何冊も読む時間を取ることができない。しかしなんとかして、梅棹の「発見」をできるだけ多く追体験したいと思っていた。この本を1冊読むだけで、それらすべてから得られる知見は手に入れられないことはよくわかっている。それでも梅棹の思考のほんの一端に触れたいのだ。 本書は、東京で開催されているウメサオタダオ展のショップで購入した。この企画展の図録を補完してくれるし、何より著者のガイドが親切で理解が一層深まる。以下の引用は、梅棹忠夫・著者両方の言葉を抜書した。
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個人的には梅棹氏の知的生産のテクニックよりも、数多くのフィールドワークの経験から生み出される言葉のほうが興味深い。文明とは、文化とは、民族とは、改めてその言葉を再定義する切り口には感服する。 現代ではPC、スマホの進歩により比較的簡単にデジタルに記録するとは容易になった。しかし、...
個人的には梅棹氏の知的生産のテクニックよりも、数多くのフィールドワークの経験から生み出される言葉のほうが興味深い。文明とは、文化とは、民族とは、改めてその言葉を再定義する切り口には感服する。 現代ではPC、スマホの進歩により比較的簡単にデジタルに記録するとは容易になった。しかし、記録することで満足してしまい思考しなくなっていた。 梅棹氏のフィールドワークでのスケッチ一枚一枚を見て、改めて自分の手で記録する大切さを感じた。
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とらわれない好奇心と広い知識に裏打ちされた先見性溢れることばが、 氏の思考を読みやすく、わかりやすく伝えてくれる。 「思考はつかうもの」ということばには、はっとさせられる。
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ずいぶん前に書かれた言葉なのに、あまりに核心をついているので、ドキっとしっぱなし。梅棹さんのエッセンスがつまっている。
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図書館で借りた。 みんぱくの館長であり、知的生産の技術を世に送り出した先駆的な 梅棹さんは、視力をなくしても精力的に活動を続け、人類学をとおして得たことばを残してくださった。 国立民族学博物館教授が小中谷氏が彼女の目線で解説。
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